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2007年10月 4日 (木)

16連覇

羽生善治王座が同棋戦で16連覇を達成。

ん、末の娘が生まれた年からずうっと「王座」なんだ。

(訂正:羽生の王座襲位は1992年、娘が生まれたのは1991年。よって正しくは「翌年から」。)

防衛を決定した第3局の内容について私ごときがとやかく言うことはないが、専門家の解説を一切読まずに個人的な感想として述べると、先手の左銀が出たり入ったりした辺りが手損となって先手の有利を相殺する結果になったのではないか。また後手の1二玉、先手の1八金が共に執念の一着という感じがした。56手目の後手5七銀は私も読めた。中盤から終盤にかけて、こういう「大胆な手」を私が予測できるようになると、ほぼ勝負は決まっているのが通例であるが(つまりそれだけ一本筋になっているということで、私でも発見できるというわけだ)、本局だけは違い、この後、両者攻めと守りの所を替えながら戦いは延々と続く。それがほとんど一手すきないし二手すきというきわどいせめぎあい。ことに、91手目の先手5七角からの攻防はすさまじかった。

それにしてもプロ棋士や高段者がうらやましい。目に見える指し手だけでなく、その陰にある膨大な数の変化も理解できたら、もっと興趣が増すだろうと思う。それは、高等数学の知識・能力がなければ理解し味わうことのできない不完全性定理を理解したいと望む素人の嘆きにも通じる。

ほんの一瞬でよいから、チャーリー・ゴードンになってみたい。

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