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2007年10月30日 (火)

PSって何種類?

ソニーが第3のPS3を発売するという。現在ソニーは、PS3以外にPS2を継続して販売しており、月によっては販売台数でPS3を上回ることもあるという。

こうした多機種展開は、主力であるPS3の販売不振に対応する苦肉の策ではあるが、考えてみればゲーム機が“進化”しなければならないという理屈はないので、古いものでも面白くて需要があるのなら、売り続けることに問題はないだろう。テレビゲームという商品は、これまでテクノロジーの進化論(それに新製品は旧製品よりも高価格にするべきだという経営戦略)に毒されてきたきらいがある。

ゲームというのは囲碁・将棋の例をあげるまでもなく、古いからといって即陳腐とは限らない。だから、新しいものが欲しい人間は新しいモデルを購入し、古い方がよい者は新品の旧モデルを買うことができる--こんな多様性は歓迎すべきことのように思える。

娯楽というのは高品質や高性能、高付加価値といった“高”基準にはなじまない。却って、日常の仕事で高効率を求められている我々は、効率など無視した“遊び”にこそ憩いを得ることができる。ここらでテレビゲームも“高”指向の競争をやめて、ゲームの根本に立ち返ってはどうだろう。

今ゲームをやっている人たちも、心の底から楽しんでいるというよりも、“やらなければならない”という強迫観念に支配されているのか、或いは“やらなくちゃいられない”という一種の禁断症状に襲われているような気がする。どんなに面白いゲームも、日常的に続けていると楽しみの希釈が起きる。楽しみであったものがルーティンとなり、ルーティンはやがて苦痛になってくる。それでゲームをやらなくなったという人もいる。

楽しみは稀だから楽しいのだ。

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