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2007年12月15日 (土)

永世竜王位

今期の竜王戦が渡辺明竜王の防衛で終ったばかりで、少々先走り過ぎる感もあるが、来期渡辺が挑むことになる永世竜王位についてちょっと触れておきたい。

規定では竜王位を連続5期または通算7期獲得すると永世竜王を名乗ることができる。1987年に発足したこの棋戦で、これまでの獲得期数最多は羽生善治二冠の通算6期であり、現竜王の渡辺と谷川浩司九段が4期でこれに続いている。ただし、渡辺の場合は連続4期であり、来期防衛を果たせば永世称号一番乗りになる。

弱冠24歳の若者が最初の永世位に就くというのも、将棋界7大タイトルの中で最も若いこの棋戦に相応しいような気もするが、実は一将棋ファンとして実現してほしいことがある。それは来期の挑戦者に是非とも羽生善治が名乗りを上げてほしいということだ。

実は今年の名人戦、もし羽生が挑戦者になっていたら、森内と羽生、いずれが勝っても永世名人の資格を得ることになっていた。しかし挑戦者になったのは郷田真隆九段であり、この「永世名人位を賭けた七番勝負」は幻に終った。昨年、森内名人が挑戦者の谷川を下し、通算4期目の名人位に就いたとき、「来年は羽生が挑戦者になって、十八世名人を賭けた戦いになる」と願望を予言のように口にしたが、結局それはまったく当たらなかった。

だが竜王戦の方では是非とも羽生に挑戦者になってもらい、渡辺との間で初代永世竜王を賭けた、戦う者も見る者もしびれるような七番勝負を繰り広げてもらいたいものである。

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