« キーボード交換 | トップページ | 春のお仕度 »

2008年2月 9日 (土)

朝日杯オープン戦結果と棋戦私案

Photo現在第1回朝日杯将棋オープン戦決勝が▲行方尚史八段-△丸山忠久九段の間で戦われている。

中継サイトを見ると何と公開対局の上に、観戦者たちは対局者からほんの数メートルの位置にいる。こんな距離でプロ高段者の対局が見られると知っていたら、観戦に行くんだった。

午前中に行われた準決勝では、丸山九段が羽生二冠を、行方八段が阿久津六段をそれぞれ下し、午後2時半からの決勝に臨んだ。

午後5時前、95手までで▲行方八段が勝ち、優勝賞金1,000万円を手にした。

ところで以前から考えていたことだが、全棋士参加のオープントーナメントで、棋士から参加費の名目で懸賞金を集め、勝った方が総取りするという棋戦はどうだろう。

初戦は各自10万円ずつを参加費(懸賞金)として支払い、対局に勝った方が総取りする。2回戦では両者が1回戦で得たそれぞれの賞金20万円を出し合い、勝った方が全額を得る。3回戦は40万円+40万円で、80万円をめぐる戦いとなる。高段者はシードされ、後から参戦するので当然初回に用意する参加費(懸賞金)の額は高くなる。4回戦から参戦する場合にはいきなり160万円となり、勝てば320万円の獲得だ。双方が持ち寄った現金は和紙で包み、水引を掛けて三方に乗せ盤側に置き、勝者は対局後それをわしづかみにして立ち去るなどという演出も面白そうだ。

トーナメント途中で棄権することも認められるが、その場合はそれまでに得た賞金の75%を返上しなければならない。4回戦を勝ち上がり、5回戦目を棄権する場合は240万円を返上することになる。実質獲得賞金は80万円となり、1回戦から参加の棋士なら、それでも70万円のプラスだが、途中から参加のタイトル保持者や高段者などはマイナスになってしまうため、戦い続けざるを得ない。途中で棄権する棋士は出ないとは思うが、棄権者が出て懸賞金に不足が生じた場合は主催者が補填する。

これに朝日杯で採用されている参加枠の規定を当てはめると、出場者は全棋士+女流棋士6人+アマチュア10人=191人となり、最も単純に全棋士が2回戦までに登場する組合せとした場合、棋士が持ち寄る賞金総額は2,560万円となる。準決勝以降は棄権を認めない代わりに、主催者側が敗者にも幾ばくかの賞金(勝者の10分の1程度)を出すようにすればよい。

昔、升田幸三九段や内藤國雄九段などはこうした「真剣勝負」をやってみたいといった発言をしていたと記憶している。制度の整備されたスマートな棋戦が多い中、一つぐらいこんな野趣あふれる勝抜き戦があってもいいような気がするのだがいかがだろうか、米長会長。

|

« キーボード交換 | トップページ | 春のお仕度 »

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/220529/40056056

この記事へのトラックバック一覧です: 朝日杯オープン戦結果と棋戦私案:

« キーボード交換 | トップページ | 春のお仕度 »