« スーパーの閉店 | トップページ | 宇宙実験棟「きぼう」 »

2008年3月10日 (月)

将棋:三段リーグ終了

Photo現在のプロ将棋界において、三段と四段の間には大きな溝がある。片や三段はプロのタマゴ、片や四段はプロであるということで、それは「お茶を出す人とそれを飲む人」の違いである。

その三段から四段に昇るための戦いである三段リーグが終了した(参考)。今期、四段に昇ったのは稲葉陽と田中悠一の2名。4月からC級2組で戦うことになる両新四段の活躍を祈る。

ところで今期注目された吉田正和は結局次点に終わり、「1期抜け」はならなかった。

振り返ると、吉田が朝日アマ名人戦に勝ち、その後奨励会入りしてから3年近くが経とうとしている。当時19歳の史上最年少で朝日アマ名人となり、その言動で話題になった吉田も21歳になった。21歳というのは今期の三段リーグでは最も人数が多い年齢で、吉田を含め6名おり、また今期三段リーグの平均年齢も21.6歳だった(共に最終局時点)。史上最年少の朝日アマ名人吉田も奨励会に入ったときから、若さという点では突出した存在ではなくなったわけだが、トッププロを目指すのであればあまりここでもたついているわけには行かない。

その吉田の今期成績は13勝5敗で、昇段を果たした稲葉、田中と同星ながら順位の関係で「頭はね」を食らった形になった。もっとも、稲葉、田中が最終日それぞれ2勝、1勝1敗としたのに対し、吉田は2連敗を喫し、結局リーグ最終盤は3連敗という「勝負弱さ」が懸念される終わり方となった。また、負けた相手5名のうち、1人が同い年であとは皆10代の棋士ばかりだったという点も少々気になるところである。来期、吉田の戦いぶりが注目される。

|

« スーパーの閉店 | トップページ | 宇宙実験棟「きぼう」 »

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/220529/40456374

この記事へのトラックバック一覧です: 将棋:三段リーグ終了:

» 三段リーグ最終日:地獄の門は吉田に開かず [robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)]
3/10、三段リーグ最終日。 昇段=プロ加入のマジック1だった吉田正和三段(リーグ順位32位)がすんなり、もしくは多少苦労しても最後には上がるものと思っていたのだが・・・結果次点で終了。 まあ、弱いから上がれないということである。 最後3連敗。余裕の一期抜け確実な段階から3番連続昇段の1局を逃したことになる。 厳しい言い方をすれば、 「プロになれるかなれないかでフルエるようでは、ま ダメってことね」 ということ。残酷にも○●だけが全ての世界なので。 次のリーグは早速4月から。再度注目を集... [続きを読む]

受信: 2008年3月11日 (火) 17時22分

« スーパーの閉店 | トップページ | 宇宙実験棟「きぼう」 »