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2008年4月 7日 (月)

金3<金2

数学では、3>2であることは自明のことだが、スポーツ(柔道)だと3<2になるらしい。

北京五輪の日本柔道代表候補が発表され、過去五輪3連覇の男子60kg級野村忠宏は選から漏れ、五輪2連覇の女子48kg級谷亮子は選ばれた。

両者とも今回の体重別選手権では優勝を逃し、最終的にはこれまでの実績に基づいての決定となったわけだが、何とも分かりにくい選考結果である。純粋に「実績」だけで判断するのであれば、谷と野村は同格だろう。唯一つ大きな違いがあるとすれば、マスメディアでの取り上げられ方である。だがその点を考慮しての今回の結果だったとしたら、それは大きな誤りだと思う。

谷に関しては、昨年の世界選手権でもすっきりと選ばれたとは言い難かったが、幸いにも本番の世界選手権で優勝を果たすことができた。その夢の再現への期待も込めての選出だとしたら、その期待がかなえられるかどうか・・・個人的にはかなり厳しいと見ている。

追記:知り合いから今回の選考についてメールをもらった。その中にこういうコメントがあった。「勝って行けず、負けて行くなら、選考会などしない方がよいと素朴な疑問」。確かに、一理ある。

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コメント

昨日の試合を(めずらしく)私も見ていて、違和感を感じました。
「日本代表を決める、同じ日本人どうしの試合」のはずなのに、どう考えても井上康生や谷亮子というビッグネームばかりに偏重している雰囲気があります。
スポーツに「人気」という要素が不可欠なのであれば、最初からそれも選考基準だということにしちゃえばいいのに、とすら思います。

投稿: baldhatter | 2008年4月 7日 (月) 15時59分

どうもブログなどネットでの評価を見ていると「ヤワラちゃん」に対する風当たりが強いようですね。選ばれたことに関しては、彼女に何ら責任はないのですが。
ちょっと状況は違いますが、選考過程で少々ごたついた末に選ばれたマラソンの有森裕子は2大会連続メダル獲得という偉業を達成し、見事プレッシャーを結果に結びつけました。
選考過程がごたついたとき、選ばれた選手というのは想像以上のプレッシャーを受けるようで、それがゴール後の「色は銅だけど、・・・初めて自分で自分をほめたいと思います」というあのセリフに結びついたんでしょうね。

投稿: Jack | 2008年4月 7日 (月) 23時20分

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