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2008年5月 2日 (金)

年代物風仕上げの駒

Photo_2以前使っていた駒をどこかにしまい忘れてしまい、不便だったので新しい将棋駒を買った。また、椿油で磨きながら使い込んでゆくにつれ、木目が浮き出し、木地もあめ色に変わってゆくのだろう。それもまた将棋の楽しみである。

が、今回の新しい駒、角が立っていて持つと指先に当たり、少々気になる。以前はそのようなことはなかったが、ここ数年、指先の皮膚炎のためにステロイド系の軟膏を使用していることから皮膚が薄くなっているせいだろうと思う。

角が気になるなら、角が取れるまで使い込めば済むことだ、と思っていた。

ところが…

その考えがイタリア製の木の椅子を見て変わった。1脚100万円以上もする椅子と私の将棋駒を比べるのも少々おこがましい気もするが、そのイタリア製の椅子は、新品なのに既に100年も使ったような滑らかさを備えている。それがそのメーカーのポリシーのようで、そこで作る家具はすべて工場を出る段階で数十年から100年ぐらい使われたように、人の体になじむ「丸さ」を帯びている。将棋駒も買ったとき既に十分使い込まれたような丸みがあってもよいのではないか。

虎斑の美しい年代物の駒を使わせてもらったことがある。長年使われたことで角が取れ、まろやかな手触りの、手にやさしく、使って心地の良い駒だった。色や光沢はある程度の年月を経なければならないだろうが、持った感触の「やわらかさ」は職人の腕で作り出すことができるだろう。

「五十年物風古色仕上げの駒」などというのがあってもいいような気がする。

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