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2008年6月30日 (月)

EURO 2008決勝ドイツ対スペイン

Photo_2 EURO 2008決勝ドイツ対スペインは1-0でスペインが勝ち、1964年にEUROの前身欧州選手権を制して以来44年ぶりにヨーロッパ・チャンピオンとなった。
 
 

【アンリ・ドロネー杯を掲げるカシージャス。Tシャツ姿がセルヒオ・ラモス。Tシャツの写真はセビージャのカンテラで同僚だった故アントニオ・プエルタ

立ち上がりはドイツがペースを握ったものの、スペインはシルバ、イニエスタ、シャビ、セスクというテクニックと走力にすぐれた中盤が徐々に機能し始め、逆にドイツはポドロスキ、シュバインシュタイガーという両ウィングの動きを抑えられた上に、バラックの運動量がこれまでの試合に比べて少ない。この3人が機能しないとドイツは苦しい。

スペインにとってはフェルナンド・トーレスの気迫あふれるプレーも大きかった。得点はそのトーレスが、33分に相手DFの裏に飛び出す動きでシャビからの縦パスを受け、相手DF+GKと2対1になりながらも足先でボールをコントロールし、体を倒して止めにきたGKレーマンの上を越える山なりのシュートでゲット。その1点を守り切った。

今大会のスペインには“したたかさ”があった。これまで、“無敵艦隊”と呼ばれ、優勝候補の一角に挙げられつつも勝ち切ることができない状態が続いていたが、今回のチームは若いのにしぶとかった。

その功労者はDF陣だったと思う。確かにスペインの中盤は上手いし速い。が、実は攻守に活躍したセルヒオ・ラモスをはじめ、プジョル、マルチェナ、カプデビラに、全盛期のマケレレを思わせる献身的な動きをする守備的MFマルコス・セナを加えた強力な防御網が攻撃陣の背後をしっかりと固めていたのが大きかった。中でも右SBのセルヒオ・ラモスの働きは特筆に価する。

数年前、当時スターだらけだったレアル・マドリードに入り、右SBの位置を任された当時は、きらりと光るプレーとおっちょこちょいの面とが顔を出す、少々安定感に欠けるプレーヤーだったが、その後は着実に成長。今大会ではドイツのポドルスキやラーム、ロシアのジルコフ、イタリアのグロッソといった名だたる左サイドプレーヤーと互角以上の戦いを展開した。私の中での今大会最優秀プレーヤーである。

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