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2008年7月25日 (金)

将棋:第49期王位戦第2局深浦王位勝つ

将棋の第49期王位戦第2局が愛知県豊田市で行われ、先手の深浦康市王位が109手で挑戦者の羽生善治名人を降し、対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。

素人には途中優劣がまったく分からない難しい将棋だった。王位戦公式サイトでは、北海道新聞が担当した第1局には『スタッフブログ』で指し手の解説が公開されていたが、第2局は担当新聞社が違うため(今回は中日新聞)、ネット上での解説がなかった。それだけに途中の形勢はまったく不明。ただ個人的には先手の方がずっと指しやすかったような気がする。

王位戦公式サイトでは、

羽生の2手目3二飛に、深浦が乱戦を挑んだ本局。2日目は、桂得した深浦が封じ手の4四歩(39手目)から攻め、羽生が受ける展開となった。

深浦は駒得を生かし、6五角(43手目)から攻撃態勢を整えたが、羽生は1四角(54手目)から反撃。逆に5四歩(60手目)から5五歩と拠点の桂を取って優勢に。

しかし、深浦は羽生の2七角(76手目)をからめた二枚角の攻めに、3六金(79手目)と頑強に抵抗。羽生が寄せにもたつく間に、5三銀成(101手目)から4四角で再逆転。羽生玉に詰めろをかけると、自玉を的確に逃げ切った。

と、本局を総括している。

今回羽生が採用した後手第1着手3八飛車は『升田幸三賞』を受賞した新手。この手の解説は渡辺竜王のブログが簡潔で分かりやすい。

2  

 

 

 

 

 

 

 
第1局を勝った余裕もあったろうが、大事なタイトル戦の場でこのような定跡もない新しい手を指すところが羽生の凄さであり、また自分の名を冠する新手、新戦法がないことを気にしている羽生としては、この大胆な新手で新しい戦法を生み出そうと考えているのかもしれない。いずれにせよ、こうした未知の手をくり出してくるあたりに現在の羽生が如何に充実しているかをうかがうことができる。 

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おとといから始まった王位戦第二局。 ついにタイトル戦で初めて、「2手目の衝撃」が飛び出しました。 「2手目△3二飛」、今泉三段の升田幸三賞受賞の一手ですね。 そして、玉の囲いもほったらかしで、お互いに大駒が飛び交うような「まれにみる大乱戦」になりました。 こういうのもまた面白いです。 今期の名人戦の、固唾を呑む投手戦、ぴりぴりした神経戦という印象とはうって変わって、 迫力ある打撃戦、乱打戦、一打で息の根を止められるか、という感じ。 大向こうをうならせるような、ハラハラドキドキの戦いです... [続きを読む]

受信: 2008年7月25日 (金) 19時43分

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