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2008年7月 8日 (火)

火星の氷

2_2NASAの火星探査機“フェニックス・ランダー”が撮影した、火星にも水がある可能性を示す写真。

NASAの説明によると、この2枚の写真はそれぞれ、フェニックス・ランダーの火星着陸(日本時間08年5月26日)から20ソル目(左)と24ソル目(右)に撮影されたもの(「ソル」は火星の1昼夜を表す単位で約24時間40分)。

写真に写っているくぼみはフェニックス・ランダーが地表を掘って作ったもので、赤い枠で囲んだ部分をよく見ると、左の写真にはサイコロほどの大きさの白い塊が見える。が、4ソル後に撮影した右の写真ではそれが消えている。

科学者たちの推測では、左の写真に写っているのは氷で、フェニックス・ランダーが地面を掘り起こした際に地表に現れたのが、太陽光にさらされたことで(火星は大気が乾燥している上にきわめて薄いため)昇華したのではないかとのことである。

ガリレオが望遠鏡でその表面を観測して以来、アサフ・ホールによる衛星「フォボス」と「ダイモス」の発見やスキャパレリによる火星表面のすじ条模様の発見を経て、ローウェルが“火星の運河”や“火星人の存在”を唱え、H・G・ウェルズが『宇宙戦争』を著すなど、火星は数ある天体の中でも最もなじみの深い星の一つである。

地球に攻め込んでくる火星人はいないだろうが、ウィルスやバクテリアに類する生物はいるかも知れない。この小さな太陽系だけでも、生物のいる惑星が2つもあるとすると…。ちょっとわくわくさせられる写真である。

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コメント

どんな形状でもサイズでもいいから、やっぱり火星には何かいてほしいですねー。有人探査に出かけていって未知の病気にかかったりしたらコワイですが。

投稿: baldhatter | 2008年7月 8日 (火) 20時48分

>有人探査に出かけていって未知の病気にかかったりしたらコワイですが。

マイケル・クライトン『アンドロメダ病原体』の世界ですね。出発時も帰還後もアポロ宇宙船の消毒殺菌はいい加減だったという話を聞いたことがあります。有人火星探査が始まったら、その点はどうなるんでしょうか。火星で生き延びている生命って強そうで、それが地球にきたら、爆発的に増殖するなんてことがありそうです。

投稿: Jack | 2008年7月 8日 (火) 23時36分

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