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2008年8月15日 (金)

すべての犠牲者の慰霊と平和祈念の施設

毎年この日になると話題に上る閣僚や国会議員の靖国神社参拝問題。今年は福田内閣17閣僚の内、福田総理大臣をはじめ14人が参拝を見送ったという。また、小泉元首相、安倍前首相は朝の内に早々と参拝を済ませた。

靖国神社への閣僚・国会議員の参拝が問題視される理由は、政教分離を定めた憲法に違反するという主張や同神社が国家神道の施設として建設されたという経緯、少なくとも日中・太平洋戦争に関しては軍人だけを「英霊」として祀り、「顕彰」の意味が含まれていること、また議員の中に選挙運動の一環として参拝をとらえている者が少なからずいることなど多岐にわたる(この問題についてはWikipediaの説明が比較的分かりやすい。また、以前話題になった『靖国問題』(高橋哲哉著)が、“反対”の立場からだがその歴史・経緯を詳述している)。

あれだけ多くの犠牲を出した戦争から63年を経てもなお、首都ないしその近郊に“慰霊・平和祈念”のための国立施設がないというのも不思議な話である。ここはやはり、一切の宗教色を排し、誰もが自由に訪れ、哀悼の気持ちを表することができる場所を設けるべきだろう。私個人もそうした施設であれば訪れたいと思う。

それには、日本人、外国人、民間人、軍人の別を問わず、すべての犠牲者を対象とした“慰霊・平和祈念のための施設”である「平和のいしじ」という立派な先例もある。東京都知事も、五輪よりそうした施設を誘致しては如何だろうか。こういうと、「そんなものを造る場所がどこにある」という反論が出るらしいが、最適な場所が東京のど真ん中にある。そう、皇居である。

あの広大な敷地の一部を“平和祈念公園”にすれば、世界に日本の平和主義を大きくアピールすることができるだろう。またそうした形で皇居が使われるのであれば、皇室にも異存はないのではないだろうか。

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