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2008年8月 3日 (日)

赤塚不二夫逝く

ギャグマンガというジャンルを生み出したのが誰だったのかは知らないが、それを定着させ、広く世間に認知させたのは間違いなく赤塚不二夫の功績だった。

小学生の頃、わが家では『少年サンデー』を兄が、『少年マガジン』を私が買い、お互いに交換して読んでいた。赤塚作品としては『おそ松くん』が少年サンデー、『天才バカボン』が少年マガジン連載だった。

Photoうろ覚えだが、こんなギャグがあった。バカボンのパパがビルの7~8階の窓から顔を出し、自分を直ぐに地面に降ろせとページの外にいる現実の作者(赤塚不二夫)に向って大声で怒鳴ると、作者がしぶしぶ7~8階建てだったビルを1階建てに書き換え、バカボンのパパは窓から地面に降り無事目的を達成する。また前のページにいる警官と次のページにいる犯人が銃を撃ち合うなどというコマ割りを無視した破天荒な構図も赤塚が最初に描いたものだろう。

数年前から病床にあったという赤塚だが、かつてテレビ番組に出演した際、松尾芭蕉が病床で詠んだという句のパロディを即興で作ったことがあった。諧謔横溢のその句は…。

足袋を呑み
小鉤(こはぜ)は喉を
駆け巡る

ご冥福をお祈りする。

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