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2008年8月21日 (木)

変色した切抜きから

本棚を整理していたら、古いノートが出てきた。ページの間にセピアに変色した新聞の切抜きが数枚はさまっていた。

どれも面白い内容なのだが、その中でも最も古い1979年3月13日付け毎日新聞のコラム『憂楽帳』を紹介しよう。

「感字」と題されたそのコラムは誤字・当て字を取り上げ、「当用漢字をやかましくいうあまり、同音異字の言い換えをすすめたのが混乱の種をまいたはずだ」と当時の文部省の責任を追及している。

で、どんな「感字」があるのか、いくつかご紹介しよう。カッコ内が正しい字である。

■一同(堂)に集まる
■応待(対)
■外交辞礼(令)
■欠除(如)
■最高調(潮)
■木っ葉(端)微塵
■妻(細)君
■絶対(体)絶命
■自(持)論
■意味慎重(深長)
■興味深々(津々)
■自然の豊(宝)庫
■工場誘置(致)
■破(波)乱万丈
■勇(雄)大な
■余(予)断を許さず

こうして見ると、30年前も今も似たような間違いをしていることが分かる。ただ30年前にはワープロなどという便利なものは普及しておらず、みな手書きだった。今は「さいくん」と入力すれば、ワープロソフトが「細君」と正しく変換してくれる。ワープロなしでこれらの漢字を正しく書けるかどうか ― 上記の内、正解できるのは半分ぐらいかなという気がする。

いつ、どこで、ワープロなしで漢字を書かなければならなくなるかは分からない。手書きの機会を意図的に増やすよう肝に命(銘)じておこう。

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コメント

手で字を書く機会って本当に少なくなりました。国語の教師をしていた頃の遺産で、それほど悲惨な状態にはなっていないと思いますが、それでもとっさに思い出せない字、書けない字はどんどん増えています。

投稿: baldhatter | 2008年8月21日 (木) 22時59分

漢字の「アクティブボキャブラリー」では、漢検2級の娘に勝てません^^; 最近では「パッシブ」の方もあやしいか。

投稿: Jack | 2008年8月22日 (金) 15時05分

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