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2008年9月24日 (水)

68歳の進退

一昨日(08年9月22日)、「出来レース」のような選挙を経て麻生太郎自民党総裁が選出された。

麻生総裁は今日午後の衆議院本会議で総理大臣に指名され、早速組閣を実施し、閣僚名簿を発表した。正直な感想は「小粒」。なんだか、「どうせ直ぐに解散総選挙があるんだから…」という思いが透けて見えるような、はなから逃げ腰のように見えるのは偏見だろうか。

麻生政権が実行したことは衆議院を解散したこと―などと後世言われることにならないかと余計な心配をしてしまう。

麻生総裁誕生の翌日、同じ1940年生まれで68歳のもう1人の人物が大きな決断をした。

今期限りの辞任を表明した王貞治福岡ソフトバンク・ホークス監督である。

野球には興味がないが、それでも長島・王のON砲時代のことは憶えている。長嶋茂雄のプロ入りが1958年(現役引退は1974年)、王貞治は1959年(同1980年)なので、私の少年期とぴったり重なる。

夕方になると家々からラジオの野球中継が聞こえてきて、テレビのある家には近所の野球好きの大人や子どもたちが集まりテレビ中継を観戦する。でも、私はその中にいなかった。今考えると少々変わったところのある子どもだったのかもしれない。

それでも長嶋や王のことは知っていたし、それほどテレビで見たわけでもない(実際にプロ野球を球場に見に行ったことは一度もない)のに、動きの派手な長嶋よりも、鍛えに鍛え上げたといった風貌の王の方が好きだと言えるぐらいには知っていた。野球に関心のなかった男の子でも、その程度の知識を持っていた。さほどにONの存在というのは大きかったということだろう。

同い年でありながら、総理総裁として新たな一歩を踏み出した人がいれば、選手として一時代を築き、監督としても大きな功績を残して表舞台を去ろうとしている人がいるという事実―生き方も、仕事も、何もかもが異なる二人の人生のラインがほんの一瞬接近し、また離れて行くような名状しがたい不思議な思いにとらわれた。

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