« 「青い悪魔」 | トップページ | コインパース(小銭入れ) »

2008年9月16日 (火)

事故米事件

三笠フーズをはじめとする4業者が、食用に使うことが禁じられている、カビや農薬の検出された「事故米」を食用米と混ぜるなどして転売していた事件だが、中小の和菓子メーカーや焼酎メーカーであれば無理かもしれないが、アサヒビールほどの企業が、仕入れた原材料の品質検査を行っていなかったのかという疑問を感じる。

今回の事件はその大元において“犯意”が介在していたこともあり、防ぐことはかなり難しかっただろうが、そうした意図によるものではなく、純然たる事故で有害物質/危険物質が原材料に混入する危険性はある。そうした場合、今の体制で本当に食の安全を守れるのか。食用品を取り扱う企業は自己防衛のためにも、また顧客保護のためにも原材料の検査を業務の一環として取り入れるべきだ。

或いは、品質検査は行っていたものの、今度の場合は濃度が低いなどの理由から、有害物質/危険物質の検出が技術的に不可能だったというのだろうか。だとしたら、技術力の向上、検出感度の向上が望まれる。

それとも今以上に精度、感度を上げたら、有害物質/危険物質が一切検出されない“クリーンな原材料”などというものが存在しないことが明らかになってしまうのだろうか。そうだとすると、そちらの方が恐ろしさという点では今度の事件を数段上回る。

|

« 「青い悪魔」 | トップページ | コインパース(小銭入れ) »

その他」カテゴリの記事

コメント

現代社会では(日本に限らず)、治安でも食糧でも社会のあらる面で「安全」などというものはなくなりつつある、と覚悟を決めるしかないのかもしれません。

かつての日本人が持っていた、生に対する諦観のようなものが、今また必要になっている気がします。

投稿: baldhatter | 2008年9月17日 (水) 18時52分

>あらる面で「安全」などというものはなくなりつつある、と覚悟を決めるしかないのかもしれません。

悲しいけれど、そうなのかも知れません。「正食」という食事法を実践している人がいますが、厳格に守ろうとしたら「口に入れられるものなんてなくなってしまう」そうです。

投稿: Jack | 2008年9月18日 (木) 13時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/220529/42496536

この記事へのトラックバック一覧です: 事故米事件:

« 「青い悪魔」 | トップページ | コインパース(小銭入れ) »