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2008年11月19日 (水)

“ラブ”のお骨とペット火葬

今日(08年11月19日)、“ラブ”を火葬してきた。

往きはダンボール箱を2つつなぎ合わせて作った“お棺”に入って行ったのが、帰りは小さな壷に収まって帰宅。長女はその骨壷を斎場の担当者から受け取る時、ぼろぼろと涙を流していた。こう書くと、娘の“ペットロス症候群”のことが気になるところだが、実はあまり心配していない。

と言うのも、長女は10数年にわたってハムスターを飼ってきており、既に何匹もその最期を看取ってきた。もちろん最初のハムスターが死んだ時は落ち込んで、本人が後に述懐したところでは「相当にやばかった」らしいが、比較的短期間に立ち直った。おそらくその1年ほど前に母親を亡くしていたことも、“死”というものをあるがままに受け入れるある種の心の強さを培っていたのだろう。

   ***

ところで横浜市でペットの火葬に対応しているのは市営戸塚斎場だけであり(参考)、方法は「個別火葬」(1匹/頭ずつ火葬し、お骨を持ち帰れる)と「合同火葬」(他のペットと一緒の火葬で、お骨は持ち帰れない)とがある。ラブはその個別火葬にしてもらった。

ただ、他の市や都県の在住者でも利用できる「人体の火葬」とは異なり、戸塚斎場の「ペット火葬」は横浜市民しか利用できない。

斎場の担当者が教えてくれたところでは、ペットの遺体は扱いとしては「廃棄物」(つまり、ゴミ!)と同等なのだそうである。ゴミは原則として各地方自治体内で処分することが義務付けられており、他の自治体に処分してもらうことも、他の自治体の分を引き受けて処分することもできない。ペットの遺体も同様で、市営施設であるため他の自治体からの持込を引き受けることができないとのことである。

ではペット火葬を引き受けてくれる公営・民営の斎場がない地域の人たちはどうしているのか―民間の業者を利用しているようだ。たとえば先年、川崎市に住む親戚でやはり飼っていた犬が亡くなったが、川崎にはペット火葬ができる斎場がない。そこで民間業者に頼んだと聞いている。きっとこういうところに依頼したのだろう。

ペットブームで犬や猫を飼う人が増えている。当然、亡くなる数も多いわけで、戸塚斎場の場合も個別火葬の予約は取り難くなってきているという。2日待ちで予約が取れたのは、運が良かった方らしい。

   ***

さてラブのお骨を、この後どうするか。しばらく家においてあげてから、庭に埋めるか、大好きだった散歩コースに散骨するのが良いような気がするが…。あれだけぼろぼろと涙を流すようでは、いくらペットロス症候群にはならないだろうとはいえ、名付け親の長女に意向を聞くのは時期尚早だろう。たぶん、(先人の知恵が教えてくれるように)四十九日を過ぎる頃には長女の気持ちも落ち着くに違いない。それまでこの話は封印としよう。

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