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2008年12月 4日 (木)

将棋:第21期竜王戦第5局1日目

将棋の第21期竜王戦七番勝負第5局が今日(08年12月4日)から和歌山県白浜町で始まった。

挑戦者羽生善治名人3連勝の後、渡辺明竜王が4局目で苦しみながらも1勝を返して迎えた本局は相矢倉となり、途中多少手順の違いはあるものの、41手目▲3八飛までで、今期七番勝負の第2局とまったく同じ局面になった。ただし第2局では先後が逆で、羽生が先手で渡辺が後手だった。

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羽生はここぞという時は矢倉を選択すると言われている。むろん渡辺もそのことは承知しているはずだ。一方渡辺もまた矢倉を得意とする棋士であり、この大事な一番に採用したことに渡辺の決意の程と、棋界の第一人者にその得意の戦型で挑むという果敢な志を感じる。

本譜は上図の後、後手が△8五歩と変化し(第2局では△7三角だった)、第2局とは異なる展開へと向った。56手目△4五桂まで進み、次の手を渡辺が封じて1日目を終えた。

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その封じ手だが、▲4五同銀は△4四歩打で銀が死ぬので、直ぐに桂を取り返すことはできない。だがもたもたしていれば桂損が響いてくる。因って攻撃の継続なのだが、普通に考えれば▲6四歩だろうか(この手はNHK BSで聞き手を務める矢内理絵子女王・女流名人推奨の手である)。直接には▲6三歩成を狙っているが、▲7七角と敵玉を睨み付ける手や、▲4五銀と駒損を解消する手も絡めての歩突きだ。

竜王の決断はどんな手であろうか。明日のNHK BSで封じ手を確認するのが楽しみだ。

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