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2008年12月18日 (木)

将棋:第21期竜王戦第7局2日目

将棋の第21期竜王戦七番勝負第7局は2日目を迎えた。

下の局面が1日目の指し掛け図。

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渡辺明竜王の△5二飛に対する挑戦者羽生善治名人の封じ手は予想通り▲9一とだった。

■両者はこれまでに17回対戦し、羽生9勝、渡辺8勝である。最も近いところでは今週の月曜日、朝日杯将棋オープン戦で対戦し、183手で渡辺が勝っている。その結果、渡辺は対羽生戦(公式戦)で4連勝となった。

実は羽生が同じ相手に4連敗以上するというのは珍しく、今回の渡辺を含めこれまでにわずか8人しかいない。

以下に羽生の棋士別連敗記録を記す(データは『玲瓏』その他による)。

●6連敗(千日手をはさむ)
森内俊之
2000年11月 JT将棋日本シリーズトーナメント準決勝から
2002年12月 第52期王将戦挑戦者決定リーグまで

●5連敗
森内俊之
2003年10月 第16期竜王戦第1局から
2004年1月  第53期王将戦第1局まで

谷川浩司
1997年6月 第55期名人戦第6局から
1998年9月 第46期王座戦第1局まで

●4連敗
谷川浩司(2回)
佐藤康光(1回)
森内俊之(1回)
森下 卓(1回)
米長邦雄(1回)
渡辺 明(1回)
村山 聖(1回)
田中寅彦(1回)

プロ棋士としてのキャリア24年間で、特定の相手に6連敗はわずかに1回、5連敗が2回、 4連敗が9回である。しかも負けた相手を見れば分かるように全員がA級経験者かタイトルホルダーの一流棋士である。

因みに、対戦相手を特定しない通常の意味での連敗となると、6連敗以上はなく、5連敗が1回、4連敗が6回あるのみ。他の棋士の記録が分からないので比較ができず、これがどれくらい凄い記録なのかについては断定的な物言いはできないが、突出した記録なのではないかと思っている(このような調査ができるという点でも、『玲瓏』が素晴らしいデータベースであることが分かる)。

■対局の方は52手目まで進み、昼食休憩に入った。

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この△6五銀に関しては、緩手ないし悪手ではないかといった趣旨の発言が控室では出ており、2日目開始の時点では「後手乗り」の方が多かったが、この局面では「先手乗り」が多数派らしい。

【お断り】
午後4時からNHK BSの放送が始まり、それ以降は終局までテレビ→ネットと観戦していたため、こちらのエントリーを更新することができませんでした。尻切れトンボの感はありますが、こちらのエントリーはここで終了とします。

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