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2008年12月23日 (火)

従姉(いとこ)からの電話

今朝(08年12月23日)、従姉(いとこ)から電話があった。ご主人が亡くなったとのこと。69歳だった。2年ほど前に引退した後は、いわば悠々自適の生活を送っていて、健康にも特に問題はなかったのだが…

朝は7時に起きると髪をとかし、身なりをきちっと整えてから、家の周囲を掃除し、その後は夫婦二人で一緒に朝食を摂る。奥さんが仕事に出かけた後は、食事の後片付けをしたり、庭の手入れをしたり、図書館に行ったりとゆっくりとすごしていたらしい。

先週の木曜日、いつものように仕事に出かけるので「行ってくるね」と言ったのに、「気をつけて」と返してくれたのが従姉が聞いたご主人の最後の言葉だった。午後4時頃帰宅すると、テーブル前の椅子に頭をやや仰向けにして座っていたので、「お昼ごはん、ちゃんと食べた?」と声をかけたのだが返事がない。不審に思い、近づいていってみると既に事切れていたという。死因は心不全だった。

その後は救急車を呼び、子どもたちに連絡をし、警察の事情聴取や検死を受けと慌しく時間が過ぎ、ようやく昨日荼毘に付すことができたという。

「実はお父さんの遺志で、いわゆるお通夜とか告別式はしなかったの。ほんの身内だけのお葬式にしてくれって言われてたから…だから××ちゃん(私の名)にも、今日になって知らせたわけ。勝手でごめんね」

電話口の従姉はしっかりとした口調でそう言った。従姉は私より7歳年上で、当時中学生だった私は、従姉が婚約者と一緒にわが家に来た日のことを鮮明に覚えている。その数年前に姉を亡くしていたので(姉と従姉は本当の姉妹のように仲が良かった)、従姉が連れてきた男性はまるで姉の結婚相手のようにまぶしかった。

その後、何度か法事などの席で顔を会わせることはあったが、特に親しく話をしたことはなかった。それが今年3月、昨年亡くなった叔父(従姉の父)の法事で隣の席になり、初めてじっくりと話をして、その温かい人柄に触れ、「あ、この人とはもっと以前から話をしておけばよかったな」と思った。法事が終わり、大勢がばたばたと帰り支度をしている中で、きちんと挨拶もせずに別れたことが今となっては心残りである。

従姉ははっきりと口にはしなかったが、亡くなったご主人は散骨を希望していた節がある。私の家内も散骨希望で、いろいろな事情から今はまだ家にお骨を置いているが、いずれ海にまいてあげるつもりでいる。そのことを知っていた従姉が「お骨なんて勝手にまいちゃいけないんでしょ」と尋いたので、散骨について簡単に説明したところ少し安心した様子だった。今度、もう一度きちんと調べ直して、手紙で知らせてあげようと思っている。

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コメント

> 「あ、この人とはもっと以前から話をしておけばよかったな」

こんなものなのでしょうね。思ったときは遅かったというか。
最後に苦しまず、本人も自覚なく逝かれたようでしたら幸せかもしれませんね。
ご冥福をお祈りいたします。

投稿: pompon | 2008年12月24日 (水) 13時08分

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