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2008年12月16日 (火)

バイラル広告

 

RSS購読しているブログの一つに『Ad Innovator』がある。

私は翻訳を生業としているが、小説などの出版物を対象とする出版翻訳ではなく、ビジネスドキュメントを対象とした産業翻訳(或いは実務翻訳とも)に携わっている。

産業翻訳の場合、翻訳の内容は多岐にわたり、翻訳者は通常、自分の得意とする分野をいくつか持っているもので、私の場合は“広告”が得意分野の一つである。そのため、こうした広告関連のブログが貴重な情報源となっている。

その『Ad Innovator』に今回紹介されていたのがこの“バイラル広告”である(オリジナルの記事はこちら)。

「バイラル」(viral)とは「ウィルスの」、「ウィルスによる」といった意味の言葉で、「バイラル広告」とは「ウィルスのように伝播する広告」といったような意味になる。

マスメディアでは取り扱うことが難しい(違法ではない)過激な表現や内容を用い、口コミによって広がることを意図した広告手法で(つまり、私もこのバイラル広告に関してはその伝播に協力したことになる)、アメリカでは盛んに利用されている。

今回紹介する広告は、日本でも有名な“ピザハット”がクライアントで、広告料として2万5,000ドルを支払ったが、視聴回数が規定の数に達しなかった場合は広告料を返還する条件だったという。しかしYouTubeとMySpaceで2日間に10万回を超える視聴があり、どうやら返金の必要はなくなったようだ。

内容は町のピザ店に押しかけ、そこからピザハットに電話して注文したピザを届けさせ、その店の中で食べるという、“仁義なき戦い”みたいな話である。確かにこれでは一般のテレビで放送することはできないだろう。

このビデオ、場所がアメリカで、使われた言葉が英語だったから、カラッとしたジョークに仕上がったので、これが日本で、日本語だったら、こんな風にはゆかなかっただろう。最後に同じテーブルにすわり込むピザ屋のオヤジさんが良い。

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