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2009年2月 2日 (月)

スーパーボウルと禁じられたテレビCM

Superbowlxliiitampabay第43回スーパーボウルが09年2月1日(日本時間同2月2日)開催され、ピッツバーグ・スティーラーズがアリゾナ・カージナルスを27-23で破り、NFL王座に輝いた。通算6度目のスーパーボウル制覇は最多記録。

試合も面白かったが、私はそのスーパーボウルの中継番組で流される(勿論、日本では見ることができないが)テレビCMの方に関心がある。

今年も30秒のスポット枠1本の値段が240万~300万ドル(2億1,600万~2億7,000万ドル)と世界で最も高いテレビCMであり、昨年夏の段階で約8割が売約済みとなった。しかし最終的には、その後のアメリカ金融危機に端を発した世界的な景気後退の影響で、どうやら全67枠の完売はならなかったらしい。

また今回は、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のコマーシャルが性的表現に関する基準に反するとして、NBCによってオンエアを断られるという出来事があった。このPETAという団体、目的は平和的なのだが行動やCMはかなり過激なようで、過去にも放送を禁止されたCMがある。興味のある方は「Super Bowl」、「PETA」、「banned ads」などをキーワードに検索すれば比較的に簡単に見つかる。ただし、他にもかなり強烈な内容の映像もあり閲覧にはご注意の上、自己責任でご覧いただきたい。

アメリカのテレビは性に関する表現については、日本よりも厳格だといわれている。ただし、このPETAのテレビCMは日本でも放送は難しいだろうという気がする。また、PETAが主張するようにカーボンフットプリントに関してはベジタリアンの方が優れているだろうが、セックスに有利(Vegetarians have better sex)というのは科学的根拠があるのだろうか。それと、“セックス”というテーマを扱うのに、“セクシーなおネエサン”を使うというのはちょっと短絡的という気がする。

ここではPETAのオリジナルCMではなく、“The View”というABCのトーク番組で、ウーピー・ゴールドバーグがその内容を面白おかしく紹介したビデオの方を取り上げる。インパクトの点では、凡庸な出来のオリジナルをはるかにしのいでいる。

しかし、この種(て)の話は洋の東西を問わず盛り上がるもんですな。

【訂正】NBC Sportsによると、最後まで売れ残っていた30秒スポット2枠が試合前日に売れたため、69用意したスポット枠を完売したとのこと。広告売上総額は2億600万ドル(185億4,000万円)で史上最高記録となった。

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コメント

> Super Bowl」、「PETA」、「banned ads」などをキーワードに検索

してみました。コマーシャル3作みました。何を宣伝したいのかしら?と不思議に思いました。
食べ物を大切にしない国民性がよく出てます。Sexを話題にすると盛り上がるのはどこも同じですが、話題にする仕方と、それに対する反応は同じではないと思います。

投稿: pompon | 2009年2月 3日 (火) 03時19分

>食べ物を大切にしない国民性がよく出てます。

日本でもテレビ番組やCMで食べ物を「モノ」扱いして、
顰蹙を買った例が過去にありました。この頃は放送局や
スポンサーが気を使って自粛しているのかあまり見かけ
ませんが。
話題になりさえすればいい、というのもさもしいことだと
言えるでしょう。

投稿: Jack | 2009年2月 3日 (火) 14時18分

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