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2009年3月29日 (日)

もう一つの難問

一昨日(09年3月27日)、詰将棋作家である若島正氏が詰将棋制作にのめり込むきっかけとなった難解な5手詰問題を紹介したが、今日はその若島氏が作った面白い難問を紹介しよう。

これは『早稲田文学』が発行しているWebフリーペーパー『WB』の2007年秋号に掲載された、芥川賞作家川上未映子さんとの対談で紹介されていた問題である。以下その部分の抜粋。

若島:将棋の駒で、9×9の将棋盤の桝目を一筆書きでぜんぶ辿れるかどうか。一筆書きだから、おなじところを通っちゃいけません。金やったら、たとえば右上から左横にまっすぐ進んでって、左端でひとつ下がってこんどは右横に進んで……とやれば、ぜったいいけるのわかるでしょ? 逆に、角やったらぜったいいけないでしょう?

川上:うん……。

若島:角とか金やったらいけるとかいけないとか、わりとすぐわかるんだけど、じゃあ問題。銀で81画、一筆書きでいけますか? ただし、途中で裏にならないこと。

川上:いけない!

若島:それはまあちょっと……ごめん(笑)。

川上:勘じゃダメなんですね(笑)。

若島:いや、勘も大事ですよ。でも、いけると思ったひとはそのコースを描いてみること。いけないと思ったひとは、なぜどうしてもいけないか証明してください。ただし、始点と終点はどこにとってもよろしい。(後略)

問題の駒が金であれば、幼稚園児でも簡単に解けるだろう。 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、左右、真後ろに進めない銀の場合は果たして可能か。

2_2  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

それにしても年上の大学教授にタメ口(「うん……」)とか、考える間もなく「いけない」と勘で即答したりとか、川上未映子という人もかなり面白い。というか銀の動かし方を知ってるって、ひょっとしたら将棋指せるんとちゃう(と下手な関西弁風)。神吉六段あたりの聞き手役に登場願ったらけっこういいコンビになるのではないだろうか。

 

 

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