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2009年3月11日 (水)

中原誠将棋十六世名人引退

将棋の中原誠十六世名人が現役引退を表明した(参照)。

昭和22年(1947年)9月2日生まれの61歳。長年続いた大山(康晴十五世名人)時代に終止符を打ち、その後一時代を築いた偉大な棋士だった。

タイトル獲得は合計64期で歴代3位。生涯通算成績は1308勝782敗(勝率6割2分5厘)。晩年不倫騒動で輝かしい棋歴に汚点を残したが、それでも永世称号5つの実績は誰もが認めるところだろう。

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図は1972年6月7、8日に行われた第31期将棋名人戦大山康晴名人-中原誠十段の第7局、後手中原が△6七香成とし、大山が投了した瞬間である。それまで13年間、誰も破ることができなかった大山の牙城を中原が突き崩し、中原時代到来を告げた一局である。

この時、中原は24歳。投了局面の駒数が同じ24で話題になったのも懐かしい話である。

中原誠十六世名人のコメント
昨年夏、脳出血で入院し、ファンの皆様にはご心配をおかけしまして申し訳なく思っております。復帰に向けてリハビリなどで励んできましたが、なかなか元通りとはいかず対局を続けることは難しいと判断しました。
18歳で四段になって以来43年間現役を続けてきましたが、このあたりが潮時と思い引退を決意しました。ファンの皆様には長い間ご声援をいただき感謝しております。私自身は充分に勝負を堪能したと思っています。
まだ、左手左足が不自由ですが、今後は一評論家として解説や文筆などの仕事をしながらのんびり生きていこうと思っています。今後ともよろしくお願いします。

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