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2009年3月31日 (火)

今日は会計年度の大晦日

Photo今日(09年3月31日)で平成20年度が終る。明日から平成21年度が始まり、新入生や新入社員が真新しい服に身をつつみ、それぞれの新しい世界に飛び出して行く。

そうした新たなスタートと桜をはじめとして草木が芽吹く時節とが重なり、季節ごとの表情が豊かなこの国でも、新入生や新入社員は際立つ風物詩の一つとなっている。

だけど何故、暦年と会計年度という「2つの年」が存在するのか。

その辺の事情はこちらのサイトが詳しい。

要は、

1.税徴収の都合上
2.当時の「先生」イギリスに倣った
3.金策のため

ということで、会計年度を設けたようだ。1と2は納得できるが、3は今からはちょっと考えられない話である。ところが、 国の懐具合の関係から明治のはじめ頃には、会計年度の変更が頻繁に行われ、都合6回ほど実施されたことがあるそうだ。

もっとも、「金がないから」という理由では、明治政府はもう一つ、実に大胆且つ不埒とも言うべき「政策」を実行した経緯がある。それも上記の「暦と天文の雑学」に詳しい説明がある。要約すると、

生まれたばかりの明治政府には金がなかった。それでも公務員には月給を支給しなければならない。そうした中、明治6年(1874年)は、その当時使われていた旧暦で閏年だった。旧暦の「閏年」は、2月が1日長くなるだけの太陽暦の「閏年」とは異なり、1年が13ヶ月あった。年棒制であれば問題はなかったが、月給制を採用していた明治政府は、そのままでは年に13回給料を払わなければならなくなる。元々苦しい台所事情にさらなる負担がかかることになる。そこで思いついたのが太陽暦への移行である。「閏月」のない太陽暦なら月給は年に12回払えば済む。

ということで1874年に太陽暦を採用したのだが、要は暦の操作によって給料を棒引きしてしまったのである。よく暴動が起きなかったものだ。

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コメント

え===棒引きぃ~~~
暦変えにそういういきさつがあったのですね。前は1年に13ヶ月って一ヶ月の日数が短かったのかしら(13星座占いみたい)。と、いうことは同じお給料の額で暮らす日数が長くなったのですね。う~ん、家庭の大蔵大臣は大変だったでしょう。お米で貰うのとどっちがよかったかしら。。。

投稿: pompon | 2009年4月 1日 (水) 12時47分

あ、桜きれいですね。これもJackさんのお庭ですか?

投稿: pompon | 2009年4月 1日 (水) 12時49分

>一ヶ月の日数が短かったのかしら

その通りです。旧暦(太陽太陰暦)では月の満ち欠けを基準とするので
1ヶ月は約29.5日になります。端数を切り上げ・捨てして、1ヶ月を29日
または30日としていました。そのため1年間の日数が少なく、実際の季節
とずれを生じるので、数年に1度閏年(1年が13ヶ月)を設けて調整しました。
追加する1ヶ月の決め方は説明すると長くなるので省略しますが、多くは
4月ないし7月の後に追加したようで、それ「閏4月(また7月)」と呼んでいました。

投稿: Jack | 2009年4月 2日 (木) 11時36分

> 会計年度の大晦日

3/31 というと今でも思い出すのが、前の職場(六本木)で、とある事情により課のほぼ全員が深夜 3:00 頃まで納品作業したときのこと。
やっと仕事が終わって、しかたがないのでタクシーで帰ろうと思ったら、いつもは客待ちタクシーが何台でも並んでいる六本木交差点に、タクシーの姿が1台もない......。溜池あたりまで歩いてようやく捕まえましたが、そのとき運転手さんに「月末年度末だから」と言われて初めて納得しました。

投稿: baldhatter | 2009年4月 2日 (木) 21時12分

baldhatterさん

年度末で思い出しました。(関係者のほとんどがまだ現役ですので、ぼかしますが)ある民間企業が、ある政府系の団体に調査を依頼され、その報告書の提出期限が年度末(3月31日)でした。しかし、その報告書がどうしても間に合わず、表紙と最初の10数ページ、それに結論部分だけホンモノで、あとはすべて他のレポートをとりあえずはさんで提出するという離れ業(荒業?)を演じたことがあります。
驚いたのは、(あとで聞いた話ですが)そうやってとりあえず間に合わせるよう指示したのは、当の政府系団体担当者だったそうです。これも、一般には知られてないだけで、一部業界の「年度末の風物詩」なのかもしれませんね。

投稿: Jack | 2009年4月 3日 (金) 13時39分

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