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2009年4月13日 (月)

「フリーマーケット」と「フリマ」

ちょっと前に、baldhatterさんが「early adopter」の訳(表記)について書いていた(参照)

それを読んで思い出したことがある。

英語を日本語(カタカナ)で表記すると区別できなくなるという組み合わせに、「Free market」と「Flea market」がある。

前者は「自由市場」、後者は「蚤の市」と日本語にすればはっきりと区別できるのだが、最近では「フリーマーケット」というカタカナ表記も一般化してきている。これではどちらの意味なのかは(文脈を利用する以外)判断できない。

さらにこの2つの表現の場合、もう一つの“混乱”があり、一般に「フリマ」と略して呼ばれるイベントを「Flea market」ではなく、「Free market」だと思っている人が少なくない。

以前、川崎市内のある公園で開催された大規模な「フリマ」の会場に、「本日のFREE MARKETは午後4時まで」という看板が置かれていたことがあった。「フリーマーケット」とカタカナで書く限り、書いた側が「Flea market」を「Free market」だと思っていても問題は起こらないだろうし、勘違いと笑い話で済ませられるが、「FREE MARKET」と英語で情報を発する以上はその正確な意味を把握しておいてほしいものである。

だいいち、「FREE MARKET」では「無料マーケット」と読めなくはない。大切な品物をただで持って行かれたら困るだろうと思うのだが…。

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コメント

むかしは、「蚤の市」という言い方をときどき見かけた気がするんですけどね。やはりカタカナのほうが強いんですね。
実は、これだけ世間で流行しているのに、flea market というものに行ったことが一度もありません。

投稿: baldhatter | 2009年4月14日 (火) 13時28分

> 「Flea market」ではなく、「Free market」だと思っている人

は~い!

fleaと free、カタカナでは同じ表記(同音異義語?)ですね。今度nativeに発音してもらいます。

flea market (露天で安物を売る)蚤(のみ)の市 [新英和(第7版)・和英(第5版)中辞典 株式会社研究社]
蚤の市 (marche aux pucesフランス) パリの北郊ラ‐ポルト‐ド‐サン‐トゥアン(地下鉄ポルト‐ド‐クリニャンクール駅近く)に毎週立つ古物市ふるものいち。転じて、一般に古物市のこと。 [株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

案外、英語の語源も仏語なのかもしれません。発祥の地に行ったことはありませんが、アンティークの価値あるものを売っているよりも、「不要になったもの」をfree market(場所)で売るflea marketはよくみかけます。

投稿: pompon | 2009年4月15日 (水) 00時07分

baldhatterさん

「フリマ」、けっこう面白いですよ。今度のGW辺り、近所でフリマがあったら出かけてみてはいかがでしょうか。


pomponさん

ご推察の通り、英語の「flea market」はフランス語の翻訳だと言われています。日本語では、ほかに「がらくた市」とか「ぼろ市」といった言い方で、いわゆる「フリマ」と類似した催しを言い表すことがありますね。

投稿: Jack | 2009年4月15日 (水) 08時21分

> 「がらくた市」とか「ぼろ市」

この方がわかりやすい! ですが、修理してちゃんと使えるようにしてうっているのに、壊れて使えない物を売っていると間違われても困りますね。「セカンドハンド」というのは古い言い方なのかしら?
16年前、ウェールズにいるとき、野菜(じゃがいもなど)の皮むき器を買ったのが、広場(free market)で家庭でいらなくなったものを売るflea marketででした。その後、何回も引越しましたが、まだほぼ毎日使っています。

投稿: pompon | 2009年4月15日 (水) 12時44分

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