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2009年5月 8日 (金)

将棋:第67期名人戦七番勝負第3局 2日目【羽生の勝ち】

郷田真隆九段の封じ手は▲2三歩だった。

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封じ手の後は、△3一銀▲3五歩△5五馬▲5六角成△同馬(下図)と進んだが、この△5六馬が過去の対局に別れを告げる後手の新手。

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この馬を▲5六同飛と飛車で取ると△5五香と打たれ、飛車を捕獲されてしまう。因って▲5六同歩と歩で取り、△2五歩▲3六飛△5二玉▲7五歩(下図)と進んで昼食休憩に入った。

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ところで名人戦棋譜速報で本局の中継を担当している烏記者が将棋用語の解説という新しい試みを行っている。棋譜速報のコメント欄にプロ棋士の解説を掲載する際、その中に出てくる将棋用語を簡潔明瞭に説明しているのだが、これはよいことだと思う。

私は、NHKテレビの将棋番組でも解説中に出てくる将棋用語の説明を画面にスーパーインポーズするべきだと思っている。技術的にはまったく難しいことはないはずで、あとは番組担当者の意識・意欲の問題だと思うのだが、なかなか実現しない。

ところで昨日(09年5月7日)、注目を集めたもう一つの対局―羽生善治棋聖への挑戦者を決める第80期棋聖戦挑戦者決定戦▲稲葉陽四段-△木村一基八段戦は126手で木村八段が勝ち、羽生棋聖への挑戦権を獲得した。残念ながら若武者稲葉の「四段でのタイトル挑戦」、「平成生まれ初のタイトル挑戦」は実現しなかった。詳細はこちらのサイト参照。

その稲葉-木村戦もネット中継があったのだが、こちらは棋譜コメント欄はプロ棋士による指し手の解説に特化し、それ以外のテーマについては『棋聖戦中継plus』というブログで取り上げている。これもまた一つの試みである。今後の充実が望まれる。

【羽生の勝ち】
第3局は午後9時過ぎ、120手で羽生の勝ち。

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終盤の寄せ合いでは郷田優位と見られていたが、羽生も粘り強い受けで頑張る。最後は郷田が後手玉に寄せがあると錯覚、109手目に▲8二飛と打ち込んだが、△6二桂打と受けられて攻めが頓挫。受けに回ったが、羽生が即詰めで先手玉をしとめた。

これで羽生2勝、郷田1勝となり、第4局は5月20、21日に、和歌山県の高野山金剛峯寺で開催される。

 

 

 

 

 

  

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