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2009年6月 9日 (火)

将棋:第80期棋聖戦五番勝負第1局【羽生先勝】

将棋の第80期棋聖戦五番勝負が今日(09年6月9日)から始まった。羽生善治棋聖に挑戦するのは木村一基八段である。

現在名人戦も戦っている羽生は今期(09年4月~10年3月)の戦績が5勝7敗(勝率0.417)と、通算勝率7割を超える羽生にしてははっきりと不調であると言える。

対局会場のある新潟県へと向う新幹線車中では関係者と明るく談笑していたとのことだが、私はそうした振る舞いに羽生のスランプの根深さを感じた。体調などの明白な理由がある場合は、先々の展望を持つことができ、それほど深刻にならずに済むのだが、すべて順調なのに本職の(羽生の場合は将棋の)調子だけが上がらないというのが、最も厄介なスランプである。できるだけ早い復調を期待する。

一方の木村は今期、通算勝率(0.691)とほぼ同じ勝率0.667(6勝3敗)を残している。好調を維持していると言えるだろう。

第1局の戦形は「急戦矢倉」(棋譜)。棋聖戦は1日指し切り制のため、遅くとも今日の夜には決着がつく。

今日はこのほかに、順位戦のB級1組▲豊川孝弘七段-△行方尚史八段戦とC級1組15局の一斉対局が行われている。B1は6月5日に既に開始されていたが、豊川、行方が共に名人戦第5局の副立会人であったため、この1局だけ日程が変更になっていた。

順位戦もほとんどの勝敗が夜戦まで持ち越されるものと思われる。

【追記】
棋聖戦第1局は142手で羽生棋聖が先勝した。羽生の攻め、木村の受けと、気風通りの展開となったが、端からの攻めという羽生の着眼が鋭く、先手玉を中段まで吊り上げてからの126手目△4八角打と、その角とのクロスファイヤで敵玉を封殺した136手目△9九角打が迫力満点だった。羽生1勝、木村1敗で、第2局は6月19日、兵庫県洲本市で開催される。

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