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2009年8月22日 (土)

高校野球:日程の不公平

今のように、甲子園の高校野球で準々決勝4試合を2日間に分けて開催するようになったのは、ここ10年ぐらいのことだと思う。

野球に関しては決して熱心なファンではないが、数年前この変更に気づいた時、主催者である朝日新聞にメールでその理由を尋ねたことがあった。

返ってきた回答は「4日間連続で試合をするチームをなくすため」というものだった。

つまり、準々決勝の前日にベスト16を勝ち上がったチームが決勝戦まで勝ち進むと、ベスト16→準々決勝→準決勝→決勝と、4日間連続で試合を行わなければならないケースが生まれる。そこで準々決勝を2日間で行うようにすることで、4日連続試合という過酷なスケジュールを避けることができるというわけだ。

しかし、どう考えても準々決勝の1日目に試合をしたチームと、2日目に戦ったチームでは準決勝に臨む時点でのコンディションで大きなハンディキャップが生じる。

実は上記の朝日新聞へのメールでも、「この日程では不公平が生じるのではないか」という質問項目を盛り込んだのだが、その点については見事に無視されてしまった。

今年の場合で言えば、昨日試合をして準決勝に勝ち上がった花巻東と日本文理は、今日勝った岐阜商および中京大中京に比べ、完全に1日休養を取ることができたという点で断然有利だろう。

サッカーのW杯などでも、日程の関係で試合間隔に多少の不公平が生じることはある。だが片や1日休め、もう一方は休みなしという極端な例はあり得ない。

この問題を解決する最も簡単な方法は、準々決勝4試合を1日で行い、その翌日は休養日として中1日置いてから準決勝2試合を行うというものである。これで主催者が言う、「4日連続で試合をするチーム」をなくせるだけでなく、「3日連続」すらなくなる。

甲子園については多くの批判がある。その中に、「なぜ甲子園の日程には休養日がないのか」というものがある。また、「京セラドームを会場にするべきだ」という主張もある。いずれも出場する選手たちの健康を気遣っての意見だ。

あれだけの巨大イベントとなると大胆な変更はなかなか難しいのだろうが、この「準々決勝同日開催、中1日置いての準決勝開催」という方法は決して実現困難とは思えない。あとは、主催者が「日程の空白に対する恐怖心」を払拭できるかどうかだけだ。

これまでのところ準々決勝1日目グループと2日目グループとで、準決勝の結果に偏りはないのだろうか。詳しい方がいたらお教えいただきたい。

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