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2009年8月 3日 (月)

実験棟「きぼう」の完成と若田さんの帰還

Photo_4宇宙飛行士の若田光一さんが4カ月半にわたる宇宙滞在を終え、無事帰還した。

国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」も完成した。

めでたし、めでたし、なんだけど…。

若田さんはこれから長いリハビリテーションが待っている。宇宙に長期滞在することは非常に大きなリスクを伴う。無重力による筋肉や骨の衰え、内臓疾患発生のおそれ、そして宇宙船による放射線被爆である。

帰還直後の記者会見では異常に汗をかいていたが、あれも地球の重力の中で行動することによる影響なのだろうか。また翌日、日本のマスメディアを対象に開いた特別会見では、「椅子に坐っていると、椅子に当るお尻の部分が痛い」と言っていた。

後遺症が残ることなく、リハビリが無事完了することを願う。

実験棟「きぼう」は、今回のミッションで若田さんが完成させた。これまでは長い長い準備期間だったが、これでようやく「収穫期」に入る。できるだけ大きな成果を上げてほしいが、実は国際宇宙ステーション(ISS)にはあと6年というタイムリミットがある。

それというのもアメリカが2015年でISSから他の宇宙計画に重点を移すことが決まっているからだ。無論、アメリカが手を引いた後もISSの運用は可能だが、スペースシャトルという手段がなくなると、物資・人員の運搬能力は著しく低下する。したがって、アメリカが撤退する段階で、ISS計画は実質的に終了することになるといわれている。ただし、オバマ政権が誕生したことで、方針の見直しも検討されているらしい。

せっかく作った「きぼう」、できればその設計寿命の10年間は利用してほしいものである。

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コメント

たまたま、なんですけど---
若田さんの地球帰還が7/31。私の退院も7/31。若田さんも私も、これからリハビリが待っている。
ということで、今回は今までより何となく勝手に身近に感じています ^^;

投稿: baldhatter | 2009年8月 4日 (火) 13時28分

>私の退院も7/31

そうでしたか。おそらく一生の思い出になるでしょうね。

>若田さんも私も、これからリハビリが待っている

若田さんの場合、宇宙滞在中に骨量が減っていて、やはり骨折の危険が
かなりあるようです。その骨量が元に戻るのには滞在期間の倍の時間が
かかるそうです。
baldhatterさんも気長に、あせらず、がんばってください。

投稿: Jack | 2009年8月 5日 (水) 00時01分

Baldhatterさん、ご退院おめでとうございます。
やっぱりカルシウムをいっぱい採るとよいのでしょうか?お魚、牛乳とかかな。

無重力環境に長期滞在ってそういう副作用もあるのですね。
今回の宇宙往復にはケベックの女性宇宙飛行士の参加もあってカナダでも大きく報道されてました。

投稿: pompon | 2009年8月 5日 (水) 09時17分

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