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2009年10月 3日 (土)

たねまる

Photo横浜開港150周年を記念して開催された「開国博Y150」は大赤字を残し、先月(09年9月)27日で閉幕した。

その赤字と共に残されたのが博覧会のマスコットとして使われた「たねまる」。

一般公募で選ばれたこのキャラクターは、厳密には横浜開港150周年記念事業全体のマスコットであり、開国博が終わったからといって即お役御免になるわけではない。とはいえ、記念事業が終った後の去就は決まっていない。

横浜市では「たねまる」の今後について、市民からの意見を募集しているのだが、個人的にはこれからも市のマスコットとして使い続けてほしいと思っている。

ところで最終的な数字は出ていないが、博覧会が赤字に終ったことは間違いないようで、その責任をめぐって市当局、市議会、横浜開港150周年協会を巻き込んだ論争が起こっている。

当初500万人を見込んだ有料入場者数が124万人に留まったのだから赤字は当然で、博覧会の会期途中、さらには自らの任期途中で突然辞任した中田宏前市長の責任を追及する声もあがっている。

最終的数字ではないが、入場料が大人2,400円(!)、高校生1,200円、小中学生800円、シニア1,900円で、有料入場者の見込み人数が500万人でありながら、入場料収入見込み額が45億円だったというのもよく分からない話である。仮に入場者の年代別割合が大人30%、高校生30%、小中学生30%、シニア10%であっても、入場料の予想売上高は75.5億円になる。この「収入」とは印刷費や販売手数料などを差し引いた「利益」の意味なのだろうか。

またいろいろな条件が異なるので単純に比較するのは酷かも知れないが、同時期にお台場で公開された「実物大ガンダム」は52日間で415万人の来場者を集めたという。500万人という大風呂敷を広げるなら、それに見合った集客力のある企画を用意すべきだったろう。

「たねまる」関連のグッズは今後も販売を続けるとのことで、このとぼけた表情のキャラクターが、杜撰な計画が残した損失を少しでも減らしてくれることを祈るしかないようだ。

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コメント

開国博の開催期間に当たるこの半年くらい、家族で数回、中華街に食事とショッピングには出かけましたが、開国博そのものにはとうとう足を運ぶことがありませんでした。

子どもとかファミリーに訴えるものがなかったのが、集客の失敗につながったんでしょうか。

たねまるくんのデザインは好きです。

投稿: baldhatter | 2009年10月 4日 (日) 13時29分

>食事とショッピングには出かけましたが、開国博そのものにはとうとう足を運ぶことがありませんでした。

横浜市の年間観光客数は約4000万人。それを総合的な施策によって500万人増やし、さらに開国博で500万人上乗せして、5000万人の大台に乗せようとしたのが中田前市長の構想(思わく)。それが500万人→124万人と大コケしてしまったわけです。

>子どもとかファミリーに訴えるものがなかった

呼び物としては、巨大メカ蜘蛛と映画と巨大風船ぐらいしかなかったですからね。横浜市内の小中学生は無料招待されたようですが、「つまんない」という声が多かったようです。

投稿: Jack | 2009年10月 5日 (月) 00時39分

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