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2009年10月31日 (土)

ハロウィンって何?

周囲の人間数人に「ハロウィンって何なの?」と尋ねてみたところ、正確に答えられた人はいなかった。「クリスマス」なら「キリストの誕生日」と答えられる人は相当の数に上るだろうが…。

次女が小学生の時に通っていた英語の塾から、「ハロウィンパーティをやるので、仮装してきてください」との連絡があり、黒いボール紙で三角帽を作り、黒い布でマントをこしらえ、小っちゃな魔女に仕立てて行かせたことがあった。

それが私にとってはハロウィンにかかわった初めての経験だった。11年ほど前のことだ。その後、娘がその塾をやめたので、ハロウィンとのつながりも切れてしまった。

言うまでもないことだが、私が子どもの頃にはハロウィンなどというものは日本の社会ではまったく知られておらず、当然、今のように幼稚園や塾などでのイベントや、スーパーマーケット、ショッピングモールの売出しの“ダシ”にもなっていなかった。

「ハロウィン」という行事が日本で広く知られるようになったのは、1992年、アメリカに留学中だった日本人の少年(当時16歳)がハロウィンパーティに出かけ、間違って別の家を訪れ、その家の住人に射殺された事件がきっかけだった。

私の個人的印象では、その事件の前後頃から、ハロウィンが日本国内でもてはやされるようになり、あのカボチャランタンを目にするようになったような気がする。無論、その背後にあるのは“商魂”であり、また日本人のメンタリティーに根深くある“横並び意識”と“祭好き”で、ことにクリスマスとバレンタインデーに次ぐ商機を探していたお菓子業界がハロウィンを年中行事化し、売り出すことに熱心だったような気がする。

で、ハロウィンの由来だが、キリスト教において11月1日は「諸聖人の日」といってすべての聖人を記念する日とされており、ハロウィンはその前日の祝祭である。歴史的には、北方ケルト民族を帰順させ、キリスト教を布教するための手段として、ケルト人古来の習慣をキリスト教に取り込んだのが始まりとも言われている。

人々は面を被り仮装することで悪霊たちを追い払い、子どもたちにとっては、近所の家々を訪ね「Trick or treat!」(ごちそうしないと、いたずらするぞ)と言ってお菓子などをもらうという楽しみのある(主にアメリカで行われている)祭りでもある。

私が子どもの頃には日本ではまったく知られていなかったりしたこともあり、個人的には、ハロウィンは「商売人が作り出したお祭り騒ぎ」という認識しかない。信じてもいない宗教由来の行事に打ち興じるのは年1回で十分だろうと思うのだが…。

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コメント

ウチの末娘は、昨年あたりから黒いマントに黒い帽子で、友だとどうしとか近所のコミュニティのパーティにでかけています。

> 商売人が作り出したお祭り騒ぎ

としてなかなか定着していなかったと思うのですが、今年あたりはあちこちで仮装の姿を見かけるようになった気がします。

> 「諸聖人の日」

万聖節、ですね。4/1 が「万愚節」。

投稿: baldhatter | 2009年11月 1日 (日) 19時23分

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