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2009年11月 1日 (日)

インフルエンザ本格流行期へ:フリーランス翻訳者としての対処

今日から11月―新型インフルエンザの(おそらく季節性インフルエンザも)本格的な流行期に入ったと言えるだろう。我が家には大学受験を控えた者がいるし、また私のようなフリーランスの人間は病気になって仕事ができなくなると途端に収入が途絶えることになる。

因ってインフルエンザ対策は喫緊のテーマだ。

「ワクチンなど接種せず、かかったらかかったで、迅速的確に治療を受け、しっかり養生して、自然と免疫力を付けるのがよい」という主張をする専門家もいるようだが、我が家には妥当な案ではない。試験当日に発症したり、仕事の途中でダウンしたら、取り返しのつかない事態へと発展しかねない。

なので、ワクチン接種は受けるつもりなのだが、それが「いつできるのか」がはっきりせずに困っているのが現状だ。 ワクチン接種のことは今後の対応として努力していくしかないのだが、万一インフルエンザにかかってしまった場合の仕事に関係する対応策ということについて、ちょっと考えてみた。

フリーランス翻訳者としては、一旦引き受けた仕事を指定期日までに仕上げることは第一の、かつ最大の義務である。私はフリーランスになって20年近く、約束の期日を違えたことは一度もない。だが、インフルエンザによる高熱(40度以上)に見舞われたら、果たして仕事を完遂できるかとなるとまったく自信はない。

フリーランス翻訳者として、インフルエンザ等の翻訳が不能になるほど重篤な病気にかかった場合に、気になるのは次の3点だろう。

(1) 作業続行不能ということで仕事を中断し、返上させてもらえるか。
(2) その場合、それまでに終了していた分についての支払はどうなるか。
(3) 休日・夜間に発症した場合、具体的に誰に連絡するべきか。

上記のことを取引先数社にメールで尋ねてみた。きわめて大ざっぱながら、

(1) できれば、一旦引き受けた仕事は最後までやってほしい。だが、どうしても作業を続けることができない場合は、速やかにその旨を連絡してほしい。
(2) ケースバイケースだが、基本的には翻訳料を支払うことはできない。
(3) 個々の担当者/部署の責任者/社長などの自宅電話ないし携帯電話の番号を伝えてきた。

といったところが代表的な回答・反応だった。

上記回答の内容は、妥当といえば言えるだろう。ただ(2)については、それまでに終了した翻訳を「下訳」として使ってもらえれば、時間の節約にもなるだろうし、またそのことで多少なりとも報酬を受け取ることができればよいのだがと考えている。実際には、その時点でどの程度翻訳が進んでいるか、最終納期までの時間の長短、訳文の質といったことで、交渉することになるだろう。

以上のような状況から、今後の取引先との連絡に使う電子メールでは、上記の事柄を要約したメッセージを末尾に添えて送ることを考えている。

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コメント

私の場合、今年はすでに 2 度の入院で仕事に穴を空けてしまったので、インフルにだけは罹りたくないと切実に思っています。

1 度目のときは案件の前半が終わったところだったので後半をキャンセル、2 度目のときは、その時点で終わっていたファイルだけ家内に納品してもらい、残りをキャンセルしました。ありがたいことに、どちらも終わったワード数の分は支払い対象でした。

投稿: baldhatter | 2009年11月 2日 (月) 10時28分

>2 度の入院で仕事に穴を空けてしまったので

本当に大変でしたね。2度とも、ブログの更新がぴたっと止まり、
何かあったのかと心配になりました(いや、実際、大変なことが
あったのですが…)。

>ありがたいことに、どちらも終わったワード数の分は支払い対象でした

とっても良心的な取引先ですね。それもbaldhatterさんの日頃の対応が
よく、先方もその点を考慮してくれたということかもしれませんね。
「情けはひとの為ならず」と言いますが、「誠実さ」とて同じこと。
私も、「インフルエンザで倒れる前に納品していただいた分、お支払しますよ」
と言ってもらえるよう、誠実に対応せねば…^^

投稿: Jack | 2009年11月 2日 (月) 20時11分

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