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2009年12月14日 (月)

フリーランス翻訳者と漁師の類似点

最近フリーランス翻訳者って漁師に似ているなと思うようになった。

漁師も、網を使うのか、釣り上げるのかなど漁法でいろいろと分かれるが、網を上げるか或いは釣り上げるまではどんな魚が取れるかは分からない。

我々産業分野の翻訳を手がける者も何語を扱うか、外国語→日本語か、日本語→外国語かなどいろいろに分かれている。また、発注があって中味を見るまではどんな文書を訳すことになるのかは分からない。

網の中には高級魚(鯛など)もいれば雑魚もいる。翻訳する文書も読んでいて思わず楽しくなるような優れた内容・文章もあれば、読むにたえない悪文もある。

フリーランス翻訳者は基本的に一人で作業をする。漁師も一人で漁に出る人は少なくない。また何人かで少し大きな船に乗り、遠くの魚場まで出かけて行く人たちも。これはグループ翻訳を手がける人たちや小さな翻訳事務所(会社)になぞらえることができるだろうか。

たとえば遠洋漁業のように、もっと大規模な漁をする組織は大手翻訳会社か。取ってくるのはマグロなどの大型魚で、それは大手翻訳会社が大メーカーから受注する何万ページという大型翻訳案件に相当するだろう。

だがフリーランス翻訳者と漁師が最も似ているのは、「板子一枚下は地獄」と言われるその過酷な労働環境だ。

フリーランス翻訳者も仕事をしくじれば即座に“クビ”― 次の仕事は(ほとんどの場合)来ることはない。

ただあちらは失うのが命で、こっちは仕事…厳しさはあちらが上と言える。

それともう一つ、フリーランス翻訳者も漁師も働く働かないを自分で決められる自由がある。もちろん働かなければ収入が途絶えるというのも共通点だ。

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