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2009年12月 3日 (木)

ピアノ風ギターのスタンリー・ジョーダン

以前「100人の偉大なジャズギタリスト」というのを紹介したことがあったが、そのリストの45位にランクされているのが「スタンリー・ジョーダン」というギタリストである。

かつて大きな話題になったことのあるミュージシャンなのだが、最近はあまり名前を聞かない。日本での人気も、実態は分からないが、今はあまり高くないイメージがある。

スタンリー・ジョーダンが話題を呼んだのは、その独特というか、にわかには信じ難い奏法にある。英語では「Two-hand tapping」と呼ばれ、昔雑誌で読んだ記事には、「両手で1本ずつギターを弾く」といったことが書かれていた。

今のようにアメリカのジャズギタリストだろうが、カナダのストリートミュージシャンだろうが、ネットで映像を簡単に見ることができる時代ではなかった。「両手で1本ずつギターを弾く」と言われても、想像さえできなかった。ただ「音」が独特であることだけは確かだった。

彼のCDは1枚しか持っていないが、その『Live in New York』というアルバムにスタンダードナンバーの“Willow Weep for Me”が納められている。数ある“Willow Weep for Me”の中でも、このスタンリー・ジョーダンの演奏は独特で面白い。ギターでありながらピアノのような低音部とメロディーラインのかけ合いが秀逸である。

ピアノのような音を創り出す彼の演奏を映像でご紹介する。曲は“枯葉”。この演奏がいつ頃のものかは定かでないが、「表現のための技巧」というよりも、やや「技巧のための表現」に傾きつつあるような気がする。

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コメント

ピアノでやれよ ^^;

「技巧のための表現」という気はしますが、でもいくらエレキとは言え、弦をタップするだけでこれだけの表現ができるというのは、たしかにスゴい気はします。

まあ、考えてみればピアノだって弦をハンマーで叩いてるわけですから、原理としては同じです。

投稿: baldhatter | 2009年12月 4日 (金) 10時12分

>弦をタップするだけでこれだけの表現ができるというのは、たしかにスゴい気はします。

まさに仰る通りで、それだけに聞き始めた頃は新鮮でもありました。ただ、次第に
タッピングに頼る傾向が顕著になり(このあたり、商業路線に乗った後のウェスが
オクターブ奏法を多用するようになったのに似ていますが)、それが少々「鼻につく
ようになった」のは確かです。
なのでスタンリー・ジョーダンはここで紹介したCD1枚しかないし、これ以上買いたい
とも思えないんですよね。ただし、この「Live in New York」はいいアルバムだと思い
ますよ。

投稿: Jack | 2009年12月 4日 (金) 23時27分

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