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2010年1月 2日 (土)

ナショナルトレジャーウォッチャー

Photo_2陶磁器を見るのが好きであることはこのブログでも何度か取り上げてきた。

その陶磁器に関連して、あることを目指している。

それは国宝に指定されている陶磁器をすべて見ること。

現在国宝指定を受けている陶磁器はわずか14点にすぎない。全14点の内訳は茶碗が8点、花生(花器)が3点、壷、茶壷、香炉が各1点である。これらの作品は所有者がばらばらで、これが一堂に集められ公開されるという機会はまずあり得ない。いきおい、1点1点を見て回らねばならない。

これまでに私が見た国宝陶磁器は以下の4点。

  • 志野茶碗 銘「卯花墻」(三井記念美術館)
  • 青磁鳳凰耳花生(久保惣記念美術館)
  • 飛青磁花生(大阪市立東洋陶磁美術館)
  • 青磁下蕪花生(Hara Museum Arc)

まだ見ていない10点は次の通り。

  • 秋草文壺(慶應義塾)
  • 曜変天目茶碗(静嘉堂文庫美術館)
  • 曜変天目茶碗(藤田美術館)
  • 曜変天目茶碗(大徳寺龍光院)
  • 玳玻盞散花文天目茶碗(承天閣美術館)
  • 油滴天目茶碗(大阪市立東洋陶磁美術館)
  • 井戸茶碗 銘「喜左衛門」(孤篷庵)
  • 色絵藤花文茶壺 仁清作(MOA美術館)
  • 色絵雉香炉 仁清作(石川県立美術館)
  • 白楽茶碗 銘「不二山」光悦作(サンリツ服部美術館)

この未見の10点中、今年の春に3点が公開されることが分かっている。

それは、曜変天目茶碗(静嘉堂文庫美術館)、曜変天目茶碗(藤田美術館)、油滴天目茶碗(大阪市立東洋陶磁美術館)の茶碗3点であり、このうち「曜変天目茶碗」(ようへんてんもくぢゃわん)は世界にたった3個しかない茶碗で、そのすべてが日本にあり且つすべてが国宝指定されているという至極の名品である。

また大阪市立東洋陶磁美術館(この美術館は日本で唯一国宝の陶磁器を2点所蔵している)の「油滴天目茶碗」(ゆてきてんもくぢゃわん)も同種の茶碗の中では奇跡のような美しさと優雅さを備えた逸品である。

今年は先ずこの3点を見ることを目標とし、他の7点については焦らず、慌てず ― といって、中には滅多に公開されない品もあるので ― 機会があれば逃すことなく見て行きたいと思っている。

【写真は曜変天目茶碗(静嘉堂文庫美術館蔵)】

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