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2010年2月27日 (土)

行列のできるかりん糖屋

年に3~5回ほど歯医者に行く。場所が東京のため東京駅を利用するのだが、その東京駅に数年前できた“グランスタ”という構内商業施設にいつも行列ができる店がある。

Photo何の店か確かめるため行列の前にあった看板を覗いたら、かりん糖の店だったので、ちょっと意外に感じたものだ。店の名は「日本橋錦豊琳」。テレビでも何度か取り上げられたのでご存知の方も多いだろう。

甘い物は特に好きというほどではないが、かりん糖だけは昔から好きだった。今でも時折小さな袋のを買って来て、こればかりは娘たちにも分けず一人で食べることがある。

で、この「日本橋錦豊琳」のかりん糖も一度食べてみたいと思っていたのだが、いつも行列で20~30分待ちの状態。並ぶのが苦手なので、結局素通りばかりしていた。

それが先週半年ぶりに歯医者に行った折、珍しく帰り道でこのかりん糖屋のことを思い出し行ってみると、並んでいるのはわずかに5人。で、5分ばかり並んで買ったのが写真の4品。

左上から、「きんぴらごぼう」、「梅ざらめ」、「むらさきいも」で、右下が「黒糖」である。最初の3品は、店の人に教えてもらった人気トップ3であり、「黒糖」は私の好み。

買って帰って早速子どもたちとお茶を飲みながらいただいたのだが…。こればかりは嗜好の問題なので、人によっては大好きだという人もいるのだろうが(あれだけ行列ができるのだ、そういう人が圧倒的に多いのだろう)、私にはどうにも物足りない味に感じられた。

「きんぴらごぼう」は見事にキンピラゴボウであり、唐辛子まで付いていて辛い。「梅ざらめ」も梅の香がし、「むらさきいも」も芋の風味がしっかりとある。でも、それだけと言っては失礼かもしれないが、それだけなのである。かりん糖にそれ以上の何を求めるんだ、と言われそうだが、美味しいモノを食べた時のうれしさ・喜びといったものがなかったのだ。

「黒糖」もきわめて上品な味で、中まで黒糖がしみ込んでいるようなかりん糖を食べなれた者にはコクがないように感じられる。娘たちもどうやら似たような感想を持ったようで、買ってきてから数日経つが4品とも、小さな袋なのに未だになくならない。

でも来週から期間限定で売り出される「チョコシナモン」は買ってきてほしいというので、多少行列が長くても買ってこなければならないだろう。私自身はシナモンはあまり得意ではないのだけれど。

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身辺雑記」カテゴリの記事

コメント

ふん、かりんとうの分際で、包装がしゃれすぎてるってんだ。
かりんとうなんてものは、おれら庶民の食べ物よ。気取ってんじゃねぇやい。
おうよ、こちとら江戸っ子よ。
なに、もとは京のお公家さんの食べ物だったって? へぇ、そうかい。そいつはお見それしやした。

私もいちど食べたことありますけど、たしかに上品すぎるなぁという印象でした。現代的、なのかな。

投稿: baldhatter | 2010年2月28日 (日) 12時08分

まあまあ、そう息巻かんと、ひとつこっちにきてお茶でも飲みながら、
このかりん糖つまんでごらんな。あたしも若い頃は黒かりん糖の
20個や30個いっぺんにほうばっていきがったりしたもんだけど、今じゃ、
ほれ、こうして1本ずつ口に入れて、よーくかむようになって、ようやく
かりん糖の味がわかるようになった気がするよ。
というか、ここのかりん糖はそうしないと本当には味わえないもんなん
じゃよ。

ということは、「アラカン以上限定」かいな?

投稿: Jack | 2010年3月 1日 (月) 01時05分

いいですねー。
いつか、こんな風にお茶をご一緒する機会を持ちたいものです。

> 「アラカン以上限定」

「50前後」だけ、決まった単語がないようです。

投稿: baldhatter | 2010年3月 1日 (月) 22時30分

東京駅は丸の内側も日本橋側もきれいになってびっくりしました。友人がラーメン食べたいというので、ラーメン横丁(でしたっけ?)には行ったのですが、あまりの行列にあきらめました。でもこのかりんとう屋さんには気づきませんでした。
日本って本当に包装に凝りますね。それに、かりんとうの風味も多いこと。わたしのような田舎者にはもったいない。東京では友だちが上野でどら焼きを買ってくれました。うさぎ屋さんだったかしら。ここも人が並んで買っていてびっくりしました。北米の甘さに慣れてきた私でも、日本の上品な甘さの方が心地いいです。
食べ物は、若い時より時間をかけて味わって食べるようになりました。若い時は、味より量でしたから。あ、アメリカ人はいくつになっても味より量みたいですよ。

投稿: pompon | 2010年3月 2日 (火) 02時09分

>東京駅は丸の内側も日本橋側もきれいになってびっくりしました。

でも、まだまだ工事中です^^; 確か今は八重洲側(日本橋側)の駅ビルを
取り壊しているはずです。

実は今、行列ができるお店というのは、本来の「味」や「製品のよさ」という
ことよりも、雑誌やテレビ、ネットなどで如何に大きく取り上げられるかが
「勝敗の分かれ目」になっているようです。行列ができているのに、実際
食べたら大したことがなかったという経験は何度かあります。

話は変わりますが、今回のバンクーバー五輪、テレビ中継を見ていて思った
のは、「カナダ人はアメリカ人ほど、肥満の人が多くない」ということ。
実際はどうなのか知りませんが、テレビを通して見る限りではそう感じました。


投稿: Jack | 2010年3月 2日 (火) 13時42分

baldhatterさん

>「50前後」だけ、決まった単語がないようです。

「アラガイ」っていうのはどうでしょう? 「艾年(がいねん)」=(髪が
艾(ヨモギ)のように白くなるからいう) 50歳の称【広辞苑】

「まだまだ若いやつには負けんぞお」と「あらがう」精神を持って
いる/持っていてほしいという意味もこめて^^

投稿: Jack | 2010年3月 2日 (火) 13時48分

> 雑誌やテレビ、ネットなどで如何に大きく取り上げられるかが「勝敗の分かれ目」

こういう傾向はわたしが日本にいた時からありました。たぶん、雑誌の「ピア」が出始めたとき辺りからかしら。

> 行列ができているのに、実際食べたら大したことがなかったという経験は何度かあります。

仰るとおりですね。味覚はひとそれぞれですから、食べた人全員の口にあうほうがおかしいのでしょうけど。

> 「カナダ人はアメリカ人ほど、肥満の人が多くない」

人口が違うのでひとくちには言えないと思いますが、たぶんJackさんが感じられたとおりだと思います(カナダ居住者としてはそうであって欲しいです)。それとアングロ・サクソンとラテンの人種の違いも関係していると思われます。
オリンピックはフランスでは日本やカナダの選手を写してくれず、カナダでもやっぱり日本の選手はよほど上位でない限り。。。フィギアスケート女子の結果ハイライトで、一位と三位の演技しか放送してくれなくて、私ひとり怒ってました。

> (髪が艾(ヨモギ)のように白くなるからいう) 50歳の称

え!髪に白いものが顕著になったのは、30代だったんですけど。。。髪だけ「おませ」だったのかしら。

投稿: pompon | 2010年3月 3日 (水) 11時42分

>髪だけ「おませ」だったのかしら。

思わず吹き出してしまいました(何も飲んでいなくてよかった^^)。
それで思い出したのですが、髪については、作家の山口瞳に
「ハゲは差別用語である。頭髪が不自由な人と呼べ」という
名言(?)がありました。ご当人がまさにその「頭髪が不自由な
人」でしたね。

投稿: Jack | 2010年3月 3日 (水) 12時12分

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