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2010年2月22日 (月)

濡れ衣を着せられた者は…

長崎県知事選挙と東京都町田市市長選挙で民主党が推す候補が敗れた。

鳩山総理と小沢幹事長の政治資金規制法違反に絡んで、「政治とカネ」の問題が大きく影響したことは間違いないだろうし、さらにはこんな指摘もある。

選挙民の心に政策への不安と言うよりは期待外れの感があったのは事実だろう。

ところで、小沢幹事長は「全国行脚して説明責任を果たして行く」といった発言をしているが、これがどうにも理解できない。

今回の事件は「検察による国策捜査」だという指摘があるが、それが事実であったとしても、潔白であれば言葉を尽くし、証拠を明らかにして証明すれば、検察の思惑を粉砕できるばかりでなく、それを逆手に取って国民の絶大な支持を得られると思うのだが、小沢氏の口は重い。

これまで私が見聞きしてきた限りでは、裁判沙汰にまでなった件を含め、本当に身に覚えのない人間は積極的に、必死になって無実であることを証明しようとする。それはそうだろう、やってもいないことで罰せられるなど、それがたとえ軽微な罰金刑でも納得できるものではない。

冤罪事件の元被告やその家族らが何十年という年月を費やしてでも再審を必死で求め続けるのを見れば、そのことは一目瞭然である。ところが、そうした必死さが小沢氏にも、鳩山首相にも感じられない。それが多くの国民が「説明不足だ」と思っている理由であり、「怪しい」と感じている根拠である。

またこれも多くの人が看取しているところだが、与党も野党も「政治とカネ」の問題を本気で解決しようなどとは思っていないようで、民主党が与党になったことであらためてそのことが確認される結果となったと言える。

去年の衆議院選挙はそれでもまだ民主党に希望を持つことができたが、このまま行くと今年夏の参議院選挙は国民の幻滅を確認する選挙になってしまうのではないだろうか。

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