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2010年3月 1日 (月)

揚琴(ヤンチン)とハープ

今日次女が卒業式を迎えた。その謝恩会でのこと。保護者を代表して、2人の方が合奏を披露した。それが揚琴(ヤンチン)とハープ。おそらく、これまでに試みられたことさえない組合せだろうとの説明だった。

揚琴は中国の楽器で、起源はイランのサントゥールという打弦楽器だとの説明があった。合計144本の弦がはってあり、それを竹で作ったバチで叩いて音を出す。私は以前、JR鎌倉駅前で男性が演奏しているのを見たことがあり知っていた。

一方のハープはよく知られた楽器で、現在主流となっているダブルアクションハープは200年ほど前、フランスのエラールという人物がその基礎を作ったとのことである。2つの楽器を合わせると弦の数は191本。

奏者はお2人とも女性(卒業生の母親)で、コンサートも開くプロの演奏家だという紹介だった。曲目は宮城道雄の“春の海”と中国の曲をハープと揚琴用にアレンジしたものの2曲。

器楽演奏でのプロとアマの最大の違いはチューニングにあると思うのだが、さすがにその点はまったく問題なし。しかもどれくらいの時間一緒に練習したのかは知らないが、息もぴったり合っていて、2曲目はテンポが緩急微妙に変わり、合わせるのが難しい曲に思えたが、見事なアンサンブルだった。また、共に弦楽器でありながら、一方は“叩き”、もう一方は“爪弾く”という奏法の違いから、音色にはっきりとした個性があり、同じ楽器同士とは違い、融合する部分と反発しあう部分とがあって、音としてのふくらみもあった。

曲目を吟味してアレンジを工夫すれば、CD化も不可能ではないような気がした。それほど良い演奏を聴かせていただいた。望外の喜びだった。

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