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2010年5月28日 (金)

2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会優勝候補:英国ブックメーカーのオッズから

開幕まで2週間となったサッカーW杯。代表メンバーの最終登録は6月1日なので、まだ23名に絞り込んでいない国も残っている。

ロナウジーニョやマイケル・オーウェン、トレゼゲなど、過去の大会で活躍した顔が選から漏れ、ケガのため欠場することになった有力選手(ベッカム、バラックなど)がいる一方で、メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ルーニーなどの花形選手は順当に選ばれており、4年に一度の大舞台は着々と準備が進んでいる。

そこで今回の優勝候補だが、プロがどう見ているかをご紹介しよう。なにしろお金がかかったときほど人間が真剣に予想を立てる場合はほかにない。英国三大ブックメーカーのオッズは現在次のようになっている。

ウィリアム・ヒル   ラドブロークス   コーラル  
Spain (4/1 ) Spain (7/2) Spain (4/1)
Brazil (9/2) Brazil (9/2) Brazil (9/2)
England (6/1) Argentina (7/1) England (6/1)
Argentina (7/1) England (7/1) Argentina (15/2)
Holland (10/1) Holland (11/1) Holland (11/1)
Italy (14/1) Italy (16/1) Germany (12/1)
Germany (14/1) Germany (16/1) Italy (14/1)
France (16/1) France (20/1) Portugal (16/1)
Portugal (22/1) Portugal (22/1) France (20/1)
Ivory Coast (33/1) Ivory Coast (33/1) Ivory Coast (40/1)
Serbia (50/1) Serbia (50/1) Chile (50/1)
Chile (66/1) Paraguay (50/1) Serbia (50/1)
Paraguay (80/1) Chile (50/1) Cameroon (80/1)
Mexico (80/1) Cameroon (66/1) Ghana (80/1)
Uruguay (80/1) Ghana (66/1) Mexico (80/1)
Ghana (80/1) USA (66/1) Paraguay (80/1)
USA (80/1) Uruguay (66/1) U.S.A. (80/1)
Cameroon (100/1) South Africa (80/1) Denmark (100/1)
Nigeria (100/1) Mexico (80/1) Uruguay (100/1)
South Africa (125/1) Nigeria (100/1) Nigeria (125/1)
Australia (125/1) Denmark (100/1) South Korea (125/1)
Denmark (125/1) Korea Republic (125/1) South Africa (150/1)
Greece (150/1) Australia (125/1) Australia (175/1)
Switzerland (200/1) Greece (200/1) Greece (200/1)
South Korea (200/1) Switzerland (200/1) Switzerland (200/1)
Slovakia (250/1) Japan (250/1) Slovakia (250/1)
Japan (250/1) Slovakia (250/1) Slovenia (300/1)
Slovenia (250/1) Slovenia (250/1) Algeria (500/1)
Algeria (400/1) Honduras (500/1) Honduras (500/1)
Honduras (750/1) Algeria (500/1) Japan (500/1)
New Zealand (2000/1) Korea DPR (1000/1) North Korea (750/1)
North Korea (2000/1) New Zealand (2000/1) New Zealand (1000/1)

3社とも優勝候補はスペイン、2番手はブラジルで一致している。3番手、4番手は、順位は違うもののイングランドとアルゼンチンでこれまた3社の見方は類似している。5番はオランダで、これも同じ。6番手、7番手に前回優勝のイタリアと3位のドイツが登場する。オッズの8位と9位は前回準優勝のフランスと4位のポルトガル。ここまではすべて、ヨーロッパと南米勢である。10位になってはじめてアフリカの雄コートジボワールの名が出てくる。

昨年12月、本大会の組み合わせ抽選が行われたときに私はコートジボワールを優勝候補に挙げたのだが、ベット(賭け)のプロたちはまだまだ優勝は無理だと読んだようだ。また、前回参考にしたピナクル社はアメリカのブックメーカーだが、上位に関しては英国の3社とほとんど違わない。戦前の予想としてはこれが妥当ということだろう。

で日本はというと、3社の評価は27番、26番、30番とそろって非常に低い(ピナクル社は28番手の評価だった)。オッズも250/1、500/1と、ニュージーランドや北朝鮮よりはましだが、“大穴”扱いであることは間違いない。

ところでこの「オッズ」とは何か。要は確率である。たとえば日本の250/1の場合は250回に1回の確率で発生する(優勝する)可能性があるということ。その日本に賭けて、日本が優勝した場合、賭け金は250倍になって戻ってくる。コーラル社で賭ければ500倍である。

ただし250回に1回の確率ということは、4年に1度開催されるW杯の場合、1000年に1回ということになる。第1回大会からまだ80年しか経っていないことを考えると、我々の目が黒いうちに日本が優勝することはないとこのオッズは言っていることになる。

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