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2010年6月22日 (火)

アポヤンド

大昔にマスターしたはずのギター曲『禁じられた遊び』が弾けなくなっていたという話は既にご紹介した。その後も事態に変化なし。同じところが未だに抑えられない。これはもう気長に取り組んで行くしかないようだ。

ところでこの『禁じられた遊び:愛のテーマ』という曲は奏法上もうひとつ重要なポイントがある。それは「アポヤンド」。

ギターを演奏しない人には何のことやらチンプンカンプンだろうが、フィンガー奏法を経験した人なら名前ぐらいは知っているはずだ。

ギターを右手の指(爪)で弾く時には大きく分けて、「アポヤンド」と「アルアイレ」という奏法がある。通常は「アルアイレ」を使うのだが、ここぞという時、音を大きく出したい場合などには「アポヤンド」で弾く。

この2つ、どう違うのか。「アルアイレ」というのはスペイン語で「空中に」という意味で、弦を弾いた指がそのまま他の弦に一切接触しない奏法である。

一方、「アポヤンド」とは「寄りかかる」という意味で、弦を弾いた指を次の弦に触れて止める奏法である。適当な映像がなかったので、こちらを取り上げることにする。

長いビデオなので全部は見ず、アタマから45秒ほどのところを見ていただければ、1弦を弾いた人さし指が次の2弦に触れて止まっている様子がお分かりいただけるだろう。また音を聞けば分かるように、アポヤンドは大きな音を出すことができるため、メロディを弾くのに適している。

『禁じられた遊び』でもメロディはすべてアポヤンドで弾くとされている(本来の楽譜にはそのことが指定されている)。つまり、薬指のアポヤンドでメロディを弾き、中指と人さし指はアルアイレで伴奏を弾く。

ところがそれができない。無理にアポヤンドで弾くと音が濁って、きれいに響かない。 理由は、ガットギターと違いフォークギターは弦の間隔が狭く、指が適切な角度で弦に触れていないためだろう。

なので今の段階ではアポヤンドなしで弾いているのだが、昔できたことが今できないというのは相当にストレスになる。次の練習曲は決めたけど、並行して『禁じられた遊び』も練習していくことにした。

ところで、上のビデオで取り上げられている押尾コータロー・バージョンの『見上げてごらん夜の星を』なのだが、実はこの曲が目下のところの「大目標」である。既にTAB譜は入手してある。あと2、3曲練習したら、この(私にとっての)難曲に挑戦しようと計画している。

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