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2010年6月17日 (木)

『禁じられた遊び』

先日も書いたが、ただ今ギター・リハビリ中である。リハビリ状況は比較的順調だが、まだまだ元の状態にはほど遠い。

これまでに新たに憶えた曲はわずか2曲で、3曲目に取りかかろうとした時、ふと「『禁じられた遊び』はまだ弾けるかな」という疑問がわいてきて、即座に試したのだが、最初の数小節しか思い出せず、それも指が思うように動かない。この曲を弾いたのはおそらく40年ぶり。高校生の時に弾いて以来だろう。

ご存知の方も多いと思うが、『禁じられた遊び』はナルシソ・イエペスというスペインのギタリストが同名の映画(ルネ・クレマン監督)のために編曲・演奏したもので、オリジナルはスペインの古い民謡である。

中でも『愛のロマンス』と名付けられたメインテーマ曲が有名で、以前はギターを弾く人間なら誰もがトライしたものである。

曲は前半部と後半部に分かれていて、前半はEマイナー、後半はEの長調になっている。メロディはシンプルで、ことに前半部分は誰もが一度は耳にしたことがあるに違いない。演奏も飛びぬけて難しいというものではなく、初級から中級に入るぐらいのレベルだろう。

ただし後半は、左手の動きが格段に難しくなり、多くの人がこの後半部で挫折する。

実は今回、私も後半部が弾けないで四苦八苦している。というのも40年前に弾いていた時はナイロン弦のガットギターを使っていたのが、今はフォークギターである。ナイロン弦は柔らかく、多少難しい指の位置でも弦をしっかりと押さえることができる。だがフォークギターは固いスティール弦を使用するので、押さえるのがはるかに難しい。

具体的には、後半部に入って3小節目から6小節目までの大バレーが連続する箇所。ガットギターでは押さえることができたB7の3弦が鳴らない。最初は4弦も音が出なかったが、そちらはどうにか鳴らせるようになった。だが3弦がどうにもならない。

これはもう、高校生の頃そうしたように、指の位置を変えたり、握力を付けたり、と工夫・練習で音が出るようにするしかないのだが、だいぶ時間がかかりそうだ。

そして、この『禁じられた遊び』にはもう一つ右手指の動かし方で重要なテクニックが必要なのだが、その話はまたあらためて書くことにする。

ナルシソ・イエペスの『禁じられた遊び:愛のテーマ』

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コメント

> 以前はギターを弾く人間なら誰もがトライしたものである

むしろ、あまりにポピュラーすぎて、それだけは人前で弾いてはいけない、というくらいの代表曲だったかもしれません。ロックギターにおける「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、ピアノでいえば「乙女の祈り」あたりでしょうか。

かく言う私は、当時たまたま楽譜が手元になかったせいか、さわり以外は挑戦したことがありませんでした。

投稿: baldhatter | 2010年6月18日 (金) 15時24分

……と、前のコメントを投稿してからさっそくオンラインで TAB 譜を探して挑戦してみました。

たしかに後半はめんどくさい...^^;

投稿: baldhatter | 2010年6月18日 (金) 15時32分

>あまりにポピュラーすぎて、それだけは人前で弾いてはいけない、
>というくらいの代表曲だったかもしれません。

ぐぐぐ…、ジェネレーションギャップを感じます。私がこの曲を弾けるようになった
頃は、単純に上手いとほめられました。ただその後40年近く弾かなかったことを
考えると、私にとってもいつしか「人前で弾いてはいけない曲」になっていたので
しょうね^^

昨夜YouTubeにアクセスできず、探すことができなかったイエペスの演奏の様子を
アップしました。

イエペス本人はあまりこの曲を弾きたがらなかったようで、演奏会を見た知り合いは
「何回もアンコールに応えて、最後の最後に弾いた」と言ってました。

この映像でもイエペスの言葉にその辺りの事情がうかがえる気がします。


投稿: Jack | 2010年6月18日 (金) 17時41分

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