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2010年7月21日 (水)

菅さんの顔

菅直人氏が総理大臣に就任してから1か月あまりが過ぎ、一部の報道機関の調査では、不支持の割合が支持を上回るようになった。

参院選敗北の最大の原因は消費税率引上げとそれをめぐる首相自身の発言にブレがあったこと、経済ブレーンの小野善康大阪大教授が提唱する理論にあちらこちらから批判の声が上がったことが挙げられるだろう。

小野教授の主張というのは平たく言ってしまえば、対象となる税は消費税でも所得税でもよく、要は増税で得る分を国債償還などの借金返済ではなく、雇用創出とその所得支払いに充てるということのようだ。

こう聞くと確かになるほどとも思えるのだが、では消費税を上げてから、雇用が創出されるまでにどれくらいの時間がかかるのだろうかという疑問がわいてくる。その間に消費税増税の影響で景気がさらに冷え切ってしまわないか。またその雇用の中身も判然とせず、またぞろ土木業界が潤うだけの「公共事業」に金が使われるのではないかという懸念もある。

1996いずれにせよ、国家経営で経済理論の実験はしてほしくないもので、菅総理には確実で実効のある政策をお願いしたいところであるが、その菅さんの顔が最近柔和になってきたと感じているのは私だけだろうか。

かつて、自社さ連立政権の橋本内閣で厚生大臣に就任し、厚生省内に隠されていた薬害エイズの重要資料を探し出し公表した頃は、非常に厳しい、「イラ菅」の異名も納得できる顔つきだったと記憶していたのだが、昨年、民主党が政権につき、副総理に任命されたあたりから、柔和な表情が目立つようになってきた。

2010その柔和さは内閣総理大臣になってからも続いており、額のほぼ中央にホクロがあることも相俟って「仏さま」のようにさえ見えることがある。それが真に広い慈悲の心の発露としての仏顔ならよいのだが、一国の総理に上り詰めた満願成就故の満足顔であるなら、未だ満足には程遠い総理としての実績をしっかりと積んでもらいたいものである。

ところで、今回菅氏の写真を探していて気づいたのだが、以前は左分けだった髪が現在は右分けになっている。これは髪が薄くなってきたことによる対策なのだろうが、右分けにしたのと氏の顔に厳しさ・鋭さが薄らいできた時期とは案外重なっているのではないだろうか。63歳、まだ老けこむ年ではない。

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