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2010年9月 2日 (木)

日本のいちばん暑い夏

Photo今夏は過去113年間でもっとも暑かったとか。

今年6月~8月の3ヶ月間の平均気温(長期間にわたる観測記録が残されている全国17か所で観測された気温の平均)は平年値よりも+1.64℃高く、統計が残されている1898年以降で最も高かった。

8月だけに限れば、平均気温が30℃を越えたところは7都市に及ぶ。

 大阪市=30.5℃
 岡山市=30.5℃
 高松市=30.4℃
 広島市=30.3℃
 福岡市=30.3℃
 京都市=30.1℃
 福山市=30.1℃

なお東京は29.6℃、横浜は28.6℃で、いずれも史上最高だった。

気象庁の発表によると、原因としては、

(1) 冷涼なオホーツク海高気圧や寒気の影響をほとんど受けなかったこと
(2) 梅雨明け後、上空の偏西風が日本付近で平年よりも北に偏って流れ、勢力の強い太平洋高気圧に覆われたこと
(3) 今春まで継続していたエルニーニョ現象の影響で北半球中緯度の対流圏全体で気温が上昇したこと
(4) 背景に二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が現れていること

などが考えられるとのことである。

ところで最も暑かったかどうかを言うのに「平年値との差」によって判断するのはどうしてだろうか。これは気温というものが場所によって異なるため、上記17地点での観測結果を用いて「日本全体の気温」を代表させ、これと過去30年分(1971年~2000年)の平均である平年値を比較することで、地域による変動を排除することができるからである。

数値の上でも確認された「日本のいちばん暑い夏」だが、連日のように報道された熱中症による死亡や入院件数の多さからも実感されるところである。

ただ幸いなことに、ここ数年、夏になると深刻化していた水不足が今年はどうやら回避できたようで、この暑さに水不足が加わっていたら事態はもっと深刻になっていいただろう。

あと1、2週間、熱中症にはご用心を。

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