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2011年4月 3日 (日)

津波:波浪との違いと形態

昨日のエントリーにコメントをくださったbaldhatterさんも指摘されているが、どうも津波の形態にはバリエーションがあるようだ。

昨年2月に発生したチリ地震の際に、津波と通常の波(波浪)との違いについて書いた(参照)。

津波は波浪と比べた場合、

(1) 波長が長い。
(2) そのため押し寄せる水の量が桁違いに多くなる。
(3) 同じ「5メートル」でも、津波の場合は通常の波の倍の高さになる。

しかし今回の地震では明らかに通常の「波浪」のような津波が発生していた。次の2つの映像を見ていただきたい。

津波が波頭を形成し、激しく岸に打ち寄せているのが分かる。昨日紹介した映像でも、明らかに民家の屋根より高い波頭が確認できる。

その一方で、塩釜港で撮影された次の映像では、津波はまるで湯船からあふれ出すようにして堤防を越え、道路を呑み込んで行った。

科学的な解明は、福島第1原発の事故発生の原因・機序同様、今後の調査研究を待つしかないが、今回少し調べてみて分かったのは、津波については我々一般人が想像する以上に分かっていないことが多いというのが実情のようだ。

そんな中で次のビデオは津波というものについて一般人に分かりやすく説明しているのでご紹介する。

このビデオの後ろから2番目「津波の動きは正確に予測できない」ことを取り上げた章では、「津波は断層のずれ方や海底、湾、島の地形などによって、複雑な動き」をすると説明されており、今回の地震でさまざまな形態の津波が観測されたこともそうした原因が複合的に関係しているのだろう。

最後に津波の力のすさまじさをとらえたビデオをご紹介する。画面の右に、初めのうちは見えている「あずまや」風の黒い四角い屋根の建物がやがて完全に水没してしまう。大型の漁船がいとも簡単に流されて行く。ビデオの中で女性が「夢じゃないよねえ」という言葉が現場にいて実際に体験した人たちの気持ちを代弁しているかのようだ。

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