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2011年4月 8日 (金)

まずは配れ義援金

東日本大震災の被災者のために寄せられた義援金が1,200億円を超えたという。だが配分方法がまだ決まっていない。

1,200億円もあるのだから、先ずその一部でも「暫定基準」に従ってさっさと配布し、その後に偏りのない公正な基準をじっくりと考えた上で、残金を配ればよいと思うのだが、ここでも「指導者に事欠く」日本の欠点が露呈しているようだ。

たとえばだが、1,200億円の3分の1の400億円をとりあえず被災者全員に一律で配るというのはどうだろうか。「被災者」の定義が難しいが、「家族が死亡ないし行方不明」、「自宅が倒壊」、「仕事ができない」、「避難している」など、震災によって何らかの影響を被っている人なら誰でも資格ありとしてよいのではないだろうか。被災者個々での把握が困難ならば、「世帯」を単位としてもよいだろう。

とにかく今は一刻も早く、被災者の手に支援を届けることが最優先されるべきだろう。

と、ここまで書いたところで、この記事を発見。ようやく配布が決まったようで、何をぐずぐずしてたのかという思いはあるが、先ずは被災した方々には朗報である。ただ、今日決まっても、配り終わるのは今月いっぱい…とは。

福島第一原発の事故対応を筆頭に、日本という国は今まで大地震を始め、大きな自然災害に遭ったことがなかったのかの如く、必要な処理・対応策の準備がないことに驚かされる日々である。

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コメント

ハイチの地震のときはもっとひどかったように聞いています。現地政府の名前さえでてきませんでしたし、各国から送られた救済組織の代表が集まって会議で配分を決めるのに紛糾し、会議をしている場所の周りでは食べ物も着るものもない人々が途方にくれていたとか。援助団体もビジネスなんだという声も聞きました。「昔は行動が先だった。今は理屈をこねるのが先だ」と、仏国の政治家が(救援団体について)言ったとか。

投稿: pompon | 2011年4月 9日 (土) 11時08分

>「昔は行動が先だった。今は理屈をこねるのが先だ」

確かにそういう面はありましたね。今は亡き日本のある首相など
はまず動いてから考える、なんて評されて(揶揄されて)ました。

今はいろいろなシステムが(国家というシステムも含め)、総じて
巨大に複雑になってしまったがために、「設計」にない行動や
対策などを起こそうとするとシステム全体に悪影響を及ぼし、
不測の事態を招くおそれがあるのでしょう。システムというのは
大きくなればなるほど必然的に脆弱になって行くのだと思います。
原子力発電所もあれほど大きくなければもっと効果的な対処も
あったに違いありません。

投稿: Jack | 2011年4月10日 (日) 02時10分

> まず動いてから考える

時と場合によっては、これは必要なことかもしれません。特に国家の首長とか組織の最高幹部とかには。。。

投稿: pompon | 2011年4月16日 (土) 11時06分

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