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2011年8月 8日 (月)

異色の校歌

異色の校歌としてネットでは大きな話題になっていたらしいが、私は今日初めて聞いてぶっ飛んだ!

まずはお聴きください。

夢追人(至学館高校校歌)

 一番高い所に登って 一番光る星を掴んだ
 一番辛い道を選んで 一番強い心をまとった

 海を渡る風が吹いた カシオペアが近くに見えた

 夢を追い続けた そしてここまで来た
 でもどうしてかな 熱い涙が止まらない

 うつむきかけた時 君の顔が見えた
 差し出された 白い腕が翼に見えた

作詞作曲は中日新聞の論説委員である飯尾歩氏。もともとは、取材を通じて交流のあった女子レスリングの伊調姉妹(千春・馨)と吉田沙保里選手が2004年アテネ五輪でメダルを獲得したことを祝して制作されたものだった。

歌詞の背景にあったのは、伊調千春選手とやはりバレーボールで五輪を目指しながら度重なる怪我のために断念せざるを得なかった親友との互いに励まし合い支え合ったというエピソードであり、アテネ五輪で金メダルを逃し失意のうちにあった伊調選手はその親友に励まされ、再び五輪を目指す決意をしたとのことである。

それが至学館高校の校歌となったのは、伊調千春選手が中京女子大学(現至学館大学)の卒業生であり、妹の馨が至学館高校(当時は「中京女子大学附属高校」)の卒業であったことから、2005年に同校が男女共学校に変わる際、新たに校歌として選ばれたという。

ところでこの曲には2番がある。

 いろんなことを経験したね あんまり先を急がないでね
 いろんな人に巡りあえたね そんな旅なら悪くはないさ

 オリンポスの丘の上から 女神様の歌が聞こえた

 夢を追い続ける もっと遠くへ行く
 でもどうしてかな いつも皆にいてほしい

 一番星よりも 夏の星座が好き
 君がいれば 夜を越えて銀河になれる

 君がいれば 夜を越えて銀河になれる

またアレンジもバラード調とややアップテンポの2パターンがある(どちらも歌っているのは女性)。ただ今日甲子園に流れた曲は男性が歌っていて、テンポもかなり遅かったように思う。この歌は女声の方が似合うようだ。

曲に対する好き嫌いはあるだろうし、校歌としての「重み」がないという批判もあるだろう。私自身はこういう型破りな校歌もいいと思うが、それよりもなによりもこの歌を正式な校歌として採用した至学館大学理事長の勇気に脱帽する。

残念ながら至学館高校が負けたため、今年甲子園でこの曲が再び演奏されることはない。

追記:至学館高校が作成したと思しきCDの音源がYouTubeにあったので、そちらもご紹介しよう。そのうちテレビの音楽番組で取り上げられそうな曲である。

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コメント

拍手拍手~!
私も、話題になってるのは知ってましたが、初めて聞きました。いいですよ。こういうところから、何か新しいものが生まれていってほしいなぁ。

とは言うものの、もし自分が在校生だったら、よう歌わん、となぜかここだけ関西言葉になってしまいます。

投稿: baldhatter | 2011年8月 9日 (火) 17時22分

>もし自分が在校生だったら、よう歌わん

私はきっと歌いますね。ただ入学後3か月くらいかな。あとは・・・
歌わなくなっちゃうと思います。飽きっぽい性質なもんで^^;

投稿: Jack | 2011年8月10日 (水) 09時55分

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