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2011年9月27日 (火)

ピックの素材

ギターピックの番外編。 一昨日紹介した私が主に使っているピックは「FERNANDEZ」というメーカーのもので、商品名は「P-100UA ULTEM」という。最初は気にも留めなかったが、ふとその「ULTEM(ウルテム)」が何か気になり調べたところ…。

「ULTEM」というのは商品名で、「ポリエーテルイミド」(Poly Ether Imide: PEI)という非晶性のエンジニアリングプラスチックのことだった。そのPEIは次のような特長を有するという。

・機械的強度に優れる
・樹脂自体が難燃性を有し、低発煙性である
・耐熱性に優れ、150℃以上の温度環境でも優れた特性を保持する
・非晶性樹脂の中では耐薬品性に優れ、耐紫外線、耐熱水性も良好である

そのため、ギターピックの素材としては、

・人間の爪に一番近い素材と言われている
・一音一音の粒立ちがクリア
・ピッキング時の弦とのタッチ感は今までにない滑らかさ
・手に馴染む感覚は本べっ甲に近い

ということだ。確かに使っていて、上記のことは実感できる。ギターが好きな者にとってはすばらしい素材が出てきてくれたものである。

高分子化学の進歩がものすごいという話は聞いていたが、こうして「音がよい」という具体的な形で接して大いに納得した。このPEI(ウルテム)はそのすぐれた特性から航空機や輸送用機器、医療分野にも使われているそうだ。

このピックを発見した時、これ以上のものはもう見つからないだろうと40枚ほどまとめ買いをしたのだけれど、高分子化学の発展スピードを考えると、存外近い将来もっとよいピックが出てくる可能性が考えられる。 となると…またしても使わないピックが増殖してゆくことになる。

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