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2011年9月15日 (木)

泳げない日々

このところ泳げない状態が続いている。

まず仕事―少々量のある仕事を受けていて、まだ1週間は時間が取れない。次に体調―2週間ほど前から大臀筋の上端に痛みがある。医者にも行ったけど、まだ完全には治っていない。

筋肉系の痛みというのは厄介で、特に日常生活で使う頻度が高い部位だと治りにくく、また痛む箇所が移動することも少なくない。痛みが軽減したからと運動を再開すると、以前よりも悪くなることもある。今回は仕事のこともあり、痛みが引くまでは泳がないことにした。

その痛みが出た時期と相前後して、自分の中で泳ぎのレベルが一つアップした感覚があった。

私の泳ぎ(クロール)の大きな問題(の一つ)は「姿勢」にある。理想は体全体が水面に平行になることなのだが、どうしても腰から先が沈んでしまう。泳ぎ(クロール)が上手な人はほぼ例外なく腰が浮いている。

腰が浮き、足先が水面に近ければ、全身を真っ正面から見たときの「前面投影面積」が小さくなり、結果として水の抵抗が少なくなる。ある実験では、一般の人のクロールに比べ、オリンピック代表選手クラスの泳ぎでは抵抗が4分の1以上小さいという。

理屈では分かった、矯正すれば泳ぎがよくなるのは理解できた。では、どうしたら水中姿勢をまっすぐに保てるのか。

以前、「伏し浮き」のことを取り上げた(参考)。以来、しばらくトライしてみたが、どうにもうまくゆかない。どうやら、「伏し浮き」はトレーニング手段というよりも、姿勢を水平に保てるかどうかを調べる一つの「指標」と言うべきものだと気付いた。

そこで、これも以前取り上げた「インナーマッスルのトレーニング」を応用して、腹筋を強化することにした。通常の腹筋運動に加えて、腕立て伏せの姿勢で、背中が少し丸くなる程度に腕を少しだけ曲げ、その状態で体を静止させ30秒間、それを3回繰り返す。

これが効果的だったのか、しばらくすると、泳いでいて足を蹴った後に両足の先を揃えることができるようになった。

私は「2ビート泳法」であるため、キックの後少し間があり、その間に両足先を揃えるゆとりがある(はずだ)。それが以前は揃えることができなかった。

それが揃えられるようになり、そうなると心なしか前方への推進力が増したように感じられる。本当は直ぐにプールに行って、そのことを確認したいのだが、足が揃うようになったことと、大臀筋の痛みに因果関係があることも考えられ、急いては事を仕損じると自重の日々を送っている。

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コメント

> 筋肉系の痛みというのは厄介で...

この段落はとても参考になりました。私も2ヶ月ほど前から右腕に痛みがあります。何かを持つ、ひっぱると痛いのです。やっぱり専門家に診せるべきですね。

ジムへ行くのは、無理せず、長く続けるのが大切といつかお嬢様方にアドバイスされたのですよね。ご本人もそれでいいのでは?

明日の朝は、所によって地面が凍る・・・という予報が出ています。プールの水温が一般に低いので、私はここでは泳げません。温水プールを見つけないと。

投稿: pompon | 2011年9月17日 (土) 09時59分

水泳の記事、いつも楽しみにしています。筋肉痛は本当に厄介ですね。私はちょっと無理するとあちこち痛みだすので、だましだまし泳いでいます。私もクロールの時は腰から下が沈みがちです。以前はもっと沈んでいてバタ足の水しぶきが全く上がらなかったので大分ましになったつもりでしたが、なかなか思うようにはなりません。腹筋の強化、私もちょっとやってみようかな。昔から背筋は強いんですが、腹筋は衰えるばかりです(汗)。お仕事の先が見えて、筋肉痛が和らいで、早く泳げるようになるといいですね。

投稿: テデスコ | 2011年9月17日 (土) 21時22分

Jackさんもですか。「痛む箇所が移動することも少なくない」というのはまさに実感として解ります。痛いところをかばうからでしょうか・・・

インナーマッスルのお話ですが、私もPhysiotherapistにコアマッスルを鍛えるように言われた所です。右足の下部(後ろ側)が痺れるのです。運動、特に腹筋運動(Sit up)を止めるようにと言われてびっくり。
多分椎間板がはみ出していて神経を圧迫しているのだからという理由です。

彼女曰く「昔は腰を支えるために腹背筋を鍛えることと言われたものだが、現在は単なるSit upなどではコアマッスルを鍛えることができないということがわかった。コアマッスルを鍛えるにはピラテスがいい」とのことでした。
Jackさんの「腕立て伏せ姿勢を30秒×3回」」という運動は、私にも効果あるかもと思いました。やってみます!

投稿: billabong | 2011年9月18日 (日) 15時32分

pomponさん

筋肉の痛みは原因や度合い、部位にもよりますが、時として治癒までに
驚くほど長くかかることがあります。私の経験では、右の肩を使いすぎて
筋肉疲労から炎症を起こし、ひどい痛みに襲われ、腕を上げることができ
なくなったことがあります。痛みが完全に消えるまでほぼ3年かかりました。
筋肉痛すべてが完治にそんなにかかるわけではありませんが、なかなか
治らない場合は一度診察を受けた方がよいでしょう。

テデスコさん

コメントをいただきありがとうございます。どんな運動にも言えることでしょうが、
補強運動は重要です。単にその運動の進歩というだけでなく、故障の予防
という見地からも補強運動はなさった方がいいですよ。腹筋運動は確かに
つらく、あまりやりたくない運動で、私も毎日なんとか口実を見つけてサボろう
と考えるのですが、泳ぎ出すと、「あ、腹筋やっといて良かった」と、これもまた
毎回のように思うことです。

billabongさん

>「腕立て伏せ姿勢を30秒×3回」」という運動は、私にも効果あるかもと思いました。

ぜひお試しを。ただ、ご存知だとは思いますが、補強運動の効果が現れるまでには
多少時間がかかります。私はおおむね「3か月」と考えています。3か月経っても
確認できる効果がなかったら、やり方が間違っているか、元々その運動は自分に
向いていないか不必要だったということだと思います。
それと「腕立て伏せの姿勢」がつらかったら、肘をついてやってもこの運動は効果が
期待できます。

投稿: Jack | 2011年9月22日 (木) 23時57分

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