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2011年10月13日 (木)

リチャード・ギアのギター収支報告

一昨日ご紹介した、米国俳優リチャード・ギアのギターがクリスティーズのオークションにかけられた件の続報。

110本出品して競り落とされたのは102本、売上総額は93万ドル(約7,200万円)あまり。前回の記事で取り上げたアルバート・キング愛用のGibson Flying Vは74,500ドル(約574万円)で、1931年製Martin D-28(写真下)は62,500ドル(約482万円)でそれぞれ落札された。

1931martin_d28

で、私が気になったエレクトリック・アーチトップ・ギターは1963年製Gibson Tal Farlowモデルだと分かった。1960年代初めのごく短期間に、限られた本数だけ生産されたモデルだというのが写真に写っているクリスティーズの楽器担当部長の説明である。落札額は7,500ドル(約57.8万円)だった。

Gere_guitar4

タル・ファーロウ(1921-1998)は50年代に活躍したアメリカのジャズ・ギタリストで、数多くのアルバムを残している。また手が大きいことで知られ「オクトパス」と呼ばれていた。どれくらい大きいか…3フレットに人さし指を置いたまま小指で9フレットを押さえることができた(ギターを持っている人は一度試していただきたい。もし小指が9フレットに届いたら、貴方はタルになれる可能性がある)。下の写真では少々色が違うがタル・ファーロウ・モデルを弾いている。

Gere_guitar6

実は今回のオークションで最高額で落札されたのは一昨日紹介したGibson Flying Vではなかった。最高額は1960年製のLes Paulで、98,500ドル(約759万円)だった。今では見られないトレモロアーム付きモデルである。

Gere_guitar5

レス・ポールについては今さら説明の必要はないだろう(詳しいことはWikipediaへ)。ところでレス・ポールの演奏をお聴きになったことはあるだろうか。妻のメアリー・フォードとの歌+ギター・デュオで大人気を博した頃の映像があったのでご紹介する。曲目は「世界は日の出を待っている」―いい曲です。

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コメント

クリスティーズで競売っていうこと自体がすごい!

投稿: pompon | 2011年10月20日 (木) 05時53分

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