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2011年12月21日 (水)

3人のプロフィール

前回取り上げた3人の若いギタリストのプロフィールを紹介しよう。

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Pierre Manetti(ピエール・マネッティ)

現在17歳のピエール・マネッティは父も兄もプロのギタリストという音楽ファミリー出身。10代前半から演奏活動を開始した。ヨーロッパにおけるジャズ関連の賞というのはどのようなものがあって、どのようなプレステージなのかは知らないが、2009年に「Concours Jeune Talent」(ヤング・タレント・コンクール?)」という大会で特別賞を受賞するなど、既にいくつもの賞を受けている。

彼のアドリブはとてもメロディアスで音域が広く、アイディアも面白い。個人的には3人の中で彼の演奏が一番好きである。使用しているギターのメーカーは不明だが、なかなかクリーンな音である。

 

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Levis Adel-Reinhardt(レビ・アデル=ラインハルト)

「血筋」ということで云えば、レビはヨーロッパ・ジャズ・ギター界でサラブレッド中のサラブレッド。なにしろ曾祖父があのジャンゴ・ラインハルトである(因みにジャンゴの系譜では、孫のDavid(ダビド)とNoah(ノア)がプロ・ギタリストとして活躍している)。レビは14歳とのことだが、既にプロのギタリストとしてステージに立っている。

上述のピエールともセッションの経験があり、お互いに刺激となっている風でもある。

前回紹介した映像の彼は少々表情が硬く、演奏もミスが目立ち、アイディアも平凡だ。なにか精神的に不安定だったのだろうか。或いは隣にすわった「天才ぼうや」のことが気になって演奏に集中できなかったのか。使用しているのはGibson ES-135だろうか。

 

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Swan Berger(スワン・ベルガー)

今回3人の中で生年が分かったのはこのスワンだけだった。1998年生まれの13歳。6歳から、プロ・ギタリストである父Franck(フランク)にギターを習い始めたとのことである。3人の中では、ジャンゴのフレージングに最も近いアドリブを披露している。また時折見せる笑顔が余裕綽々と云った感じであり、コーダでの決め方も堂々たるものである。

マヌーシュ(セルマー/マカフェリ)ギターのことはあまり知らないが、使用しているのはDell’Arte(デルアルテ)というギターのようだ。ピックアップは、アコースティック・ギターでは珍しいマグネット式で、しかもかなり大きい。大きいと云えば、ギター自体も彼の体格には大きすぎるし、ネックもきっと太いだろうが、そんなことはまったく苦にせず、難しいポジションをすごい速さでいともたやすく押さえている様子を見ていると、「手が小さい」なんてことは言い訳にならないと実感させられる。

曲目:Swing 48

ジャンゴ・ラインハルトの作品で、「マイナー・スウィング」の系列に入る代表的な一曲。ジャンゴ自身の演奏はベスト・アルバムなどいくつかのアルバムで聴くことができる。

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コメント

三人とも若いんだろうなぁ、とは思ってましたが、まさか最年少が13歳 !? 1998年生まれって......。素晴らしい才能たちに乾杯。

投稿: baldhatter | 2011年12月21日 (水) 15時32分

baldhatterさん

>1998年生まれって......。

我が家の場合、家族最年少よりさらに7歳も若い。。。それであの演奏。。。
いやもう感動するしかありません^^

投稿: Jack | 2011年12月23日 (金) 19時20分

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